【2023/1/27撮影】
本館では「大安寺の仏像」展が。大安寺は奈良市にある日本最初の国立寺院。
「中国、インド、ベトナムなどから来日した著名な僧侶たちが住んで教えを伝えるなど、
国際色豊かな環境で多くの優秀な僧侶たちを育てた仏教研究の中心拠点として栄え、
日本仏教の興隆に重要な役割を果たしました。」とのこと。
「大安寺には奈良時代につくられた木彫の仏像群が伝わります。
奈良時代の木彫像は現存作例が少なく、平安時代以降に仏像の素材として
主流となる木でつくられた先駆的な存在として貴重です。いずれも一木造で、
優れた身体表現や細やかな彫りに奈良時代の木彫像の特色が表われています。」
① ② ③ ④
①多聞天立像(四天王立像のうち)
②広目天立像(四天王立像のうち)
③持国天立像(四天王立像のうち)
④楊柳観音菩薩立像
これだけの重要文化財である仏像を何体も見ることが出来て、
やはり心の中で手を合わせてしまいますよね
① ② ③
①増長天立像(四天王立像のうち)
②聖観音菩薩立像
③不空羂索観音菩薩立像
弘法大師坐像
松巴螺鈿鞍 獅子牡丹平文鞍 獅子螺鈿鞍
松巴螺鈿鞍の豪華さに目が留まりました。説明によると、
「松の枝早小さな巴文を薄貝螺鈿で描き、全体を埋め尽くしています。
放射状に表した松の葉などには、中国・明時代の螺鈿の影響も伺えます。
比較的遺品の少ない室町時代の螺鈿作品として、貴重な一例です。」と。
桜蒔絵香箱 鳳凰桐紋沈金経箱
浜松図真形釜
歴史の中でも立派な僧侶たちの足跡を現代でも拝見
出来るのはすばらしいです。
貴重なブログ・・有難うございました。
>素晴らしい仏像が国立博物館で拝見出来るのですね。
そうですね^^ 3月からは東福寺展も始まるので楽しみです!
>歴史の中でも立派な僧侶たちの足跡を現代でも拝見出来るのはすばらしいです。
貴重なブログ・・有難うございました。
歴史の重みや深い信仰、その時代時代の「想い」や「願い」を感じずにはいられません。