腕時計が故障したかな?と思うサインは様々です。腕時計が故障したと思われる症状と原因についてご紹介します。
・ガラスが曇る、または結露が出る!
ガラスの内部が曇ったり結露が出るという故障もあります。湿気の多い場所で使うことが多い場合や水が入り込んでしまったことがガラスの曇りや結露の原因と考えられます。
それ以外にも経年劣化で防水機能が低下し、パッキンの隙間から水分が入り込んでしまうこともあります。そのままにしておくと内部に溜まった湿気により部品が錆びて故障につながるため、ガラスの曇りや割れに気付いたら、早い段階で修理に出すようにしましょう。
・腕時計が遅れる、または止まってしまっている。
腕時計の故障で最も多い症状です。電池を交換してもすぐに遅れたり止まったりする場合は単なる電池切れではなく故障と考えられます。
主な原因は内部の細かいホコリが入り込んで歯車の動きを妨げる、また油切れによるものがほとんどです。
最初は遅れるだけであったのが、そのまま放置することでやがて止まってしまうため、時間の遅れに気がついたらなるべく早く修理に出すほうが良いでしょう。
・腕時計のカレンダーの日付が変わらない!
腕時計のカレンダー機能は構造の中でも非常に精密な造りになっています。原因は部品の磨耗、破損、油切れなどが考えられます。
そのまま放置しておくとオーバーホールなど大がかりな修理費用が必要となるため、気になるサインが現れたときは早めに修理依頼を出すことが大切です。