1963

主に昭和の頃の思い出と旅行の備忘録
ときどき愚痴

無駄なような、これで良かったような

2024-08-15 14:29:00 | 日記
インスタで流れてくるファッションサイト
最近何度も見て、素敵だなぁと思う服がある

カットソー1枚でも結構なお値段なので
試着なしで買うには躊躇してしまう

せっかく仕事が連休になったので
実店舗まで見に行ってみた

あーこれこれ!
と思ってお気に入りの商品を手に取ってみたけど画像とイメージが違う💦
素材が薄いので絶対に透けるし
腕の部分が細めで実際来たら窮屈かも
試着するまでもなく気持ちが萎んだ

せっかくなので有名どころの他のショップもいくつか覗いたけど好みの商品がない💦
いまの時期の物は着こなしが難しいデザインばかり

そうか!夏物のSALEが終わり
秋物と入れ替わりの時期だから
微妙な時期だったのね

暑い中、せっかく出かけたのに何も買わず
時間を無駄にしたような気がするけど
無駄な物を買わずに済んだので良かったのかも


最近読んだ本~爆弾~(ネタバレあり)

2024-08-14 11:38:12 | 読書

最近読んだのは呉 勝浩氏の『爆弾』

ミステリーが好きで今まで沢山読んだが

この作家さんのは初読み

 

「スズキ タゴサク」と名乗る冴えない中年男性

微罪で引っ張られた警察署の取調室で「霊感」と称して

爆発物を仕掛けたことをにおわせる

実際に秋葉原で爆発が起こり警察もタゴサクを捨て置けなくなる

 

卑下している割には頭の回転が速く取調官を翻弄(愚弄)する

馬鹿丁寧な話し方が読んでるこちらまでイライラさせられる

本当に取調をしていたら相手するのが大変だろう

次の爆発の場所と時間をクイズ形式でヒントを出す、、

このクイズのやり取り、最初はダラダラしてつまらなかったが

取調官を類家という特殊犯係の若い男性に交代してから

(取調官がタゴサクの罠にはまりおかしくなったので、取調室にいるメンバー以外は知らない内緒の交代)

クイズという名の心理戦が軽快に展開されていく

 

この類家というキャラクター

小柄で体に合わないサイズのジャケットを着た

天然パーマで丸眼鏡という設定

なぜかこの手の刑事らしくない視点を持つ警察官に

こういう見た目の設定を宛がわれることが多いような気がする

 

類家登場から心理戦のペースが速くなる

登場人物が多く、この人がどこでどのように絡んでくるのか

何となくこの設定だとこの人が怪しい、、ところまではわかるけど

タゴサクの『九つの尻尾』というクイズは深すぎてわからなかった

類家の解説(読み解き)でやっとしっくり来た

 

最終的にタゴサクは他人の立てた爆破計画を乗っ取り主犯を演じていた

それもかなり計画的に用意周到に

これだけ多くの爆破事件を起こし、死者・負傷者を出したら

まず極刑になるだろうに

それでも「俺の犯罪」にしたい理由がよくわからない

 

本人曰くずっと馬鹿にされ続け、誰からもまともに相手にされず

幸せどころか普通にすら遠く

ホームレスにまでなった『無敵の人』

最後の最後で劇場型の大犯罪者になることで挽回できるのだろうか

本当にこれがタゴサクの目的なのだろうか

 

『爆弾2法廷占拠』が発刊されている

こちらでも類家も登場するらしいので

ぜひ紐解いて欲しい

この夏の楽しみが増えた

 

 

 

 

 

 

 


介護の苦痛⑦〜強情〜

2024-08-03 17:14:00 | 介護
介護というより母親の性格に辟易している
とにかく強情だ
しょっちゅう言い間違いをするのは
年齢的に仕方ない

だけど自分の言い間違いは一切認めず
全てこちらの聞き間違いということにして開き直る

介護のプロなら聞き流すのだろうけど
私自身、この暑さで体調がすぐれないし
膝が痛くて歩くのが辛い

病院の付き添いも少し前までは
診察が終わったら母だけ先にタクシーで帰していた
薬局で一包化をお願いしているので時間がかかる
その待ち時間に銀行や買い物を済ませる事が出来た

最近、ろくに歩けなくなりタクシーの乗り降りもできなくなった
仕方ないので診察後に一緒に帰宅して
夕方改めて薬局に行く
この暑さの中、かなりしんどい

なぜ子どもに負担をかけてまで
家にしがみつくのか
やはり強情だからだと思う

歳を取ったからではない
元からの性格
自説を曲げず誰とでもぶつかる
ご近所、学校の先生、習い事の先生、、

その復讐を子どもの私にされていたのを気がつかないのか
特にピアノの先生は異常なヒステリー
「あんたんちの母親はー!」とレッスン中に怒鳴られても小学校低学年の私に何が出来たのだろうか

今でも先生という職業が一番嫌い
そして感情的な人も苦手
何より1番関わりたくないのが
当の母親