1963

主に昭和の頃の思い出と旅行の備忘録
ときどき愚痴

2025 初ひとり旅 〜ニコライバーグマン箱根ガーデン〜

2025-01-26 13:27:00 | 旅行

箱根本箱編から続き

 
寝落ちから目覚めた3時半とは微妙な時間
夜中なの?明け方なの?
 
部屋の露天風呂に入ろうと思ったけど
夜、娘から「ヒートショックに注意せよ」のLINEが来ていた
諦めて地下の大浴場(内湯)へ行ったら誰もいない
わーい独り占め♨️😁
 
なんだかお湯がぬるい
入り口に場所柄温度が不安定と貼り紙があったっけ
温泉が流れ出てくる近くに温かい場所を見つけてゆっくり浸かる
浴室内に標高680メートルと書いてある
それじゃいろいろ不安定になるわね
 
部屋に戻って本の続きを読んでいるうちに
朝食の時間になりレストランへ
 
 
朝食は将軍飯御前
徳川家康の食養生を参考に作られたメニュー

まずは、フリードリンクのにんじんジュース
 
 


麦ご飯、マッシュルームの薬膳汁、放し飼い卵の玉子焼き、桜海老豆腐、きのこの味噌漬と野菜
 


焼きたてを運ばれてきた鯵の干物
ペースト状のくぬぎ鱒、赤蕪の甘酢漬け
 
私には充分な量だけど
将軍様の食事としては質素
倹約家の家康らしい

デザートのヨーグルトや安倍川風ケーキ
 
 
 
チェックアウトの時間まで
本の続きを読んだり、名残り惜しく部屋の露天風呂で足湯をしたり、ブランコに乗って楽しんだ
 
彫刻の森美術館でステンドグラスの塔を観たかったのに補修工事中で断念
 
せっかく静かに過ごせたので混んでいる所には行きたくない
 
2年前にオープンしたニコライバーグマン箱根ガーデンが
ホテルから徒歩10分程で行けるようなので歩いて行ってみる事にした
 

ここから一本道🚶
 


途中の景色
時々車が通るけど誰ともすれ違わない
山賊の心配なく人気がない場所を1人で出歩ける
治安が悪くなったとはいえ
日本ってまだまだ安全なんだと思った

 


着いたー♪
途中上り坂だったので所要時間15分くらい
 
ニコライバーグマン氏はデンマーク出身のフラワーアーティスト
フラワーボックスで有名
青山のカフェには何度か行ったことがある
 
 
こちらのガーデンは箱根の自然を生かし
園内を散策しながらパビリオンを回るようになっている
花が咲き乱れる時期ではないので人も少ない
侘び寂びを感じる事にしよう
 







時々不思議な作品が現れる











このパビリオンのお花の色味は好みだった
 
 










ヒヤシンスの盛り合わせ🤭


仕事中はデスクでPCばかりいじっているので
足元の良くない自然道を歩くだけでもリフレッシュになる
こういう時間は嫌な事を考えない
 


休憩スペースもあちこちにあり
カフェのサンドイッチをバスケットに入れてもらい
ピクニックできるようになっている
 
 

この赤いのはなんだろう?
 
 

このパビリオンは黄色やオレンジの花で明るい雰囲気
もうすぐ立春








カフェでランチにしよう
 


エスプレッソレモネード
初めての味
頭の中になぜか
「二兎を追うもの一兎も得ず」が浮かんだ😓
 
 

アートのように美しい鯖とトマトのオープンサンド💖
鯖の酢漬けは脂がのり
ブルーベリーのように見える黒にんにくが
全体を調和させて想像よりずっと美味しかった👍
 
ショップで小さなお花をひとつ購入


予定ではこの後
ポーラ美術館→湯本の直吉で湯葉丼を食べる
だっけれど疲れたのでまた次回
レストランでタクシーを呼んでもらい強羅駅へ
 
タクシーの運転手さんは話好きの人で
今年は暖かくて全然雪が降らないと言っていた
確かに今回あまり寒さを感じなかった
 
箱根は子どもの頃から何度も来ており
箱根登山鉄道のスイッチバックは経験してたのに
運転士と車掌がホーム上で場所を入れ代わるのを今回初めて見た👀
 

次の行き先にスイッチバックと表示されている
 
 
とても乗り継ぎがよくて
お土産を買うタイミングもなく
夕方前に地元駅に着いた
翌日仕事だからこのくらいがちょうどいい
 
 

思い出に買ったヒヤシンスの球根
咲くのを楽しみにまた明日から頑張ろう☺️
 
 

2025 初ひとり旅〜箱根本箱〜

2025-01-25 09:44:00 | 旅行
以前から憧れてた『箱根本箱』
二階建て部屋数18室のこぢんまりしたブックホテル
ひたすら静かに本を読んでいたい
その希望が叶った




当日案内されたのはマウンテンビューのハンモック付の部屋



全室のベランダに露天風呂とシャワーブースがついている
ハンモックは寝るのではなく、座ってブランコのように使う
これがすっかり気に入ってしまい
読書の合間にちょこちょこ乗っていた🤭


部屋の露天風呂も24時間温度が一定に保たれていていつでも入れる



 

部屋は清潔でシンプルで居心地が良かった
ベッドは横になるとすぐに眠気が襲ってくる
危険なベッド



タオルウォーマー
濡れたタオルが乾くので嬉しい


ウェルカムドリンクは甘酒
八丁味噌とショコラのクッキー
最初に発酵料理の本を手に取ったので
なんだか嬉しい☺️


館内あちこちに本棚がある
現在13000冊程の蔵書だとか
現品だけど全ての本が購入可能


本棚の中や館内いろんなところに
隠れ家みたいなちょっとしたスペースがあり
本はどこで読んでもOK
レストランに持ち込んで読むのもあり







小さな扉の向こうにも隠れ家



ここは短歌と俳句のスペース



漫画コーナーも!


2階のラウンジにはコーヒーなどのドリンクと
お菓子のコーナーがあり
いつでも自由に頂ける
お気に入りの本を見つけてしばし読書

夕食はライブキッチンで創作イタリアン
東海道五十三次をイメージした
素材にこだわった料理




お酒の種類も豊富みたい
私はあまり飲めない方なので
料理に合わせてペアリングプランを頼める人が羨ましい


レストラン内のブックアート


野菜の滋味豊かなスープで乾杯


一皿めはメジマグロと黒米の巻き寿司


続いてお豆腐と生姜のポタージュ


こちらは巻貝の上にふわふわの放し飼い卵を載せてある
巻貝の出汁が美味しい


菊芋の下にラビオリが隠れてた
お芋のパリパリの食感がアクセントで美味しい


鰆のソテー
鰆って割とパサパサのイメージだったけど
脂がのっていた 
にんじんのペーストで頂く
添えてある野菜も火の通りと味付けが絶妙で
主役レベルの美味しさ


本来のメニューはローストポーク
わがままを言い野菜に変更して頂き
ビッグマッシュルームのソテー
ニンニクの香りのソースをつけると
口の中でキノコの香りが引き立つ


締めは焼き米のリゾット
焼き米は昔の保存食
戦に行く時も持っていったらしい
カリカリした食感が良い

一皿めのデザート
あっさりめのミルクアイス


2皿めはこだわりの和菓子

一皿ごとにマイクでシェフの解説があり
スタッフが食材を見せに来てくれたりで飽きない



食後にラウンジの暖炉でまったり


小説は帰りまでに読み終わらないかもしれないので
普段あまり見ない写真集や画集、料理本を沢山読んだ

1番気に入った「富士屋ホテルの営繕さん」
ここに来なければ一生出会えなかった本
箱根の有名クラシックホテルを支える裏方さん達の話
見えない所に彼らの技術と努力がある


こちらもお気に入り
絶滅危惧種の動物や鳥のイラスト集
もちろん説明入り
初めて知る動物もいて楽しく読めた


こちらは字が細かくて読めなかったけど
最も気になった本
説明どおりに各ページを折っていくと
表紙のように猫が現れるらしい


絵本コーナーも充実





「くまのパディントン」や「小さなスプーンおばさん」は小学生の時によく読んだ
懐かしくて座り込んで読んでしまった



ホテルの近くにコンビニもなく館内に自販機もない
レストランの夕暮れバーで買ったビールで
お気に入りの本を読む至福のひととき


贅沢おかきは部屋に備え付け
ナッツは無料

そして寝落ち🥱
気がついたら3時半だった

※翌日編に続く


最も癒された場所〜草津 クアビオ〜

2025-01-07 23:11:00 | 旅行
*2022年8月の旅行記

母の介護が突然始まった2022年頃からWordに経過を記録していた

最近、そのWordを読み返してみたら
ひどく苦労してもがき苦しんでいる自分がいた
初期の頃はかなり大変だった

そして思い出した
あの時、母を施設に宿泊体験で預かって頂き
息抜きに草津に出かけたのだった

ネットで見つけた「ホテルクアビオ」
北欧風のこじんまりした静かなホテル
とにかく静かな場所で一人になりたかった


特急草津
長野原草津口駅 ここからはバスに乗り換え



ホテルの室内
好きなアロマをデュフューザーにセットしてくれる



優しい明かりの小窓


ウェルカムティーはハーブティーとマクロビクッキー 



室内履きは可愛い布袋に入れて持ち帰れる



部屋からの眺め
ひたすら緑と鳥の声だけ



部屋のティーセット
ジンジャーティー、黒糖、藻塩
あとミネラルウォーターも用意されていた
デトックスね



ラウンジ
暖炉が素敵、冬にも来てみたい




まずは温泉とサウナへ
草津の湯は温度が高いので長くは入れない
温度低めの寝湯でのんびり
写真は撮れないけど
かなり開放的で露天風呂と変わらない



部屋に戻ると霧が出ていた


夕食はマクロビコース
こちらのホテルは断食に来る方も多いので
レストランは私の他、お一人だけ
そもそも部屋数が10室程度
ヨガやパーソナルトレーニング、エステもあるので
お一人様の女性も多い


ノンアルコールだけど美味しい



前菜 有機にんじんのムースと彩り野菜



スープ 六合村の朝採り枝豆のポタージュ



メインディッシュ 草津スイートとうもろこしのクロケット、リンキーカボチャとズッキーニのグラチネ



いろいろ豆の玄米リゾット



デザート ココナッツミルクプディング



夜のラウンジ

夜はマッサージを予約していたので
エステルームへ

しっかりもみほぐしてもらい
夜はぐっすり
いつもの疲れ果てて死んだような眠りとは違う
天国のような安らかで深い眠り



朝食はにんじんジュース、梅干し、三年番茶のみ
体に染み渡る

ランチは早めに提供される

地元野菜のサラダ


ホームメイドのパン


野菜スープ


バスの乗車まで少し時間があるので
徒歩で行ける湯畑だけ見に行く








帰りの特急草津
車中でホテルからお土産に持たせて貰った
玄米のおにぎりを食べた
ゆっくりゆっくり噛み締める
お米って甘くて美味しいな

この旅行は本当に癒されリフレッシュできた

ホテルのスタッフは穏やかで
温泉もお料理もベッドもスリッパでさえ優しく受け入れてくれた

2023還暦記念 母娘ソウル旅行⑤〜ピョルマダン図書館〜

2024-12-30 18:56:00 | 旅行
*2023年11月の旅行記録
 
最終日、夜の飛行機で帰国するので
ホテルの冷蔵庫にいれておいた
いちごウユ(牛乳)とビヨットを食べ切る


チェックアウトして
ホテルに荷物を預かってもらい
最後のお目当てコエックスモールの
ピョルマダン図書館へ


圧巻としか言いようがない
この巨大な本棚が四隅にある
本の貸出しはしていないけど
その場で読む分には誰でも借りられる
上の方の本はどうするんだろ🤔


世界各国から観光客が来ていた




最近は水原(スウォン)にも
更にパワーアップした図書館が出来たらしい
次回はそこも行ってみたいな
 
コエックスモールのオリーブヤングで
お土産用のシートマスクを大量購入
そしてお昼ごはん


相変わらずキムパ、トッポキ、キムチが好き


ラーメンも!❤️
卵とトック(お餅)入り


ホテルに戻り荷物をピックアップ
タクシーで金浦国際空港へ
 
時間までロッテモールで買い物
DORE DOREのレインボー🌈のケーキ
見た目で選んだけど
味はどの色も同じだったわ🤭





帰りの大韓航空、機内案内もkpop




私の機内食はベジタリアンメニューにしてもらったのでメインはお豆腐
上にのっている炒めたネギが良いお味😋


疲れたけど
とても楽しかったー
また来たいな韓国
 
そして本当に翌年(2024年)の夏
今度は1人でソウルに旅立った☺️✈️🇰🇷
*ソウルソロ旅参照
 
【番外編】
ソウルの地下鉄駅ホームに設置されている
ガスマスク
北からのミサイル攻撃時は
地下鉄の駅が防空壕の役目を果たすかららしい
最初はギョッとしたけど
あちこちにあるので見慣れてしまった
どうかこのままずっと誰も使わないで済みますように🙏



2023還暦記念 母娘ソウル旅行④〜ヒュンダイソウル〜

2024-12-29 09:48:00 | 旅行
*2023年11月の旅行記録

3日目の朝食
昨日ロンドンベーグルミュージアムで購入したベーグル達



ブラックオリーブ、バジル、ポテトチーズの3種
翌日食べても柔らかく美味しい
人気の理由がわかった

奥の極小クロワッサンはNUDAKEで食べ切れずに持ち帰ったもの

朝食を済ませて3日目は汝矣島(ヨイド)にある
ヒュンダイソウルへ




香水やバッグ、雑貨などを一通り見てから
サラダ屋さんでランチにした
サラダランチは日本でもよく食べてたけど
こちらは刻み方が丁寧で食べやすい
入っている具材も豊富で美味しい😋


食事を済ませて娘とは2時間別行動にした
年代が違えば興味も違うから☺️
娘は服やバッグを見に
私は食品や食器を見に🤭

カフェレイヤード
ロンドンベーグルミュージアムと同系列
スコーン等の焼菓子の他にケーキもある
眺めているだけで幸せなコーナー🥰

韓菓子
手土産用かな?
包みの布も素敵



日本のチョココロネみたいなパン
あれもこれも食べたくなる


プレッツェル
フックがプレッツェル🥨型なのも可愛い


フードコートのキッチンカー
ここは種類が豊富でとても良い
韓国ではカフェはともかく
一人で外食する習慣はあまりないので
レストラン、飲食店はメニューが2人分からになっている事が多い
フードコートならお一人様でも気楽に食べられそう




ケーキ
ビジュアル重視の韓国らしい綺麗なケーキ


ワイン
好きな人には堪らないコーナー


最も気になっていた羊羹
買って帰りたかったけど
冷蔵でも日持ちがしないので
帰国日にソウル駅店で買った方がいいと
スタッフがスマホの翻訳アプリを使って教えてくれた
ヒュンダイソウルのスタッフは皆さんとても親切で丁寧


この標本みたいのが羊羹の見本

自由行動の2時間が終わり
待ち合わせた娘とカフェタイム

館内のカフェはどこも混んでいるので
先程のカフェレイヤードでケーキとコーヒーを買って
フードコートで食べた
私は大好きなダークチェリー🍒のケーキ
娘のは犬が可愛いレッドベルベットケーキ


明洞に戻り化粧品などを少々買い物をしてからホテルに戻り
改めて東大門へ




東大門
南大門よりライトアップが地味かな

やっと見つけた屋台で
キムパとおでん
韓国のおでんは、このさつま揚げみたいな物をいう


撮影忘れてあらかた食べてしまったけど
トッポキと天ぷら



東大門デザインプラザ
銀色の曲線がまるで宇宙船のよう

ホテルに戻り
初日にコンビニで買ったカップ麺を
2人で分けて食べた
真夜中にこんな事ができるのも
旅行の醍醐味

明日帰るので夜のうちにザッと荷造りして
またも爆睡

⑤に続く