いやあ、ひさしぶりに読んで満足な
クイーンのヒストリー本でした。
あ、いやまだ読了はしていませんでした。
ボリュームあるんですもん。
でも、クイーンが再ブームになってからも
いろいろとヒストリー本など便乗商品がありまして、
でも、その内容はというと…
ほぼ当時のリアルタイムで知っていたことばかり。
まあ、リアルタイムと言っても
ミュージックライフ誌などからの情報ですが(^^;)
最近書籍になったものは、
どうしても過去の情報をかき集めて
それをまとめたものになりがちですからね。
似かよった内容になってしまうのも仕方ないことです。
ところがこの本は少し違っていました。
邦題が「クイーン大事典」となっていたので
てっきりWikipediaのような、辞書のような
単元ごとに書かれているのだと思いましたが、
ダニエル・ロスという、クイーンと長いつきあいの記者が
取材はもちろん、メンバーから直接聞いたエピソード、
特に曲にまつわるちょっとしたことなどを
盛りだくさんに書かれているのです(*^_^*)
クイーンリアルタイムファンのワタシでも
「へー」と思うことが多かったのです。
ただ、コアな話も多いので、
軽くクイーンのことを知りたい人には向いていないでしょう。
クイーンが結成された70年代初頭からの
イギリス音楽シーンのことや当時のアーティストのこと、
さすがに50年近く前のことですし。
ピンとこない人も多いと思います。
そうなんです、50年近く前に少年だったオッサンには
遠い遠いイギリスでクイーンが生まれた、
そんな背景を当時の気持ちで、想うことができるのでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます