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コツコツと60代を突き進んでおります

やっぱり青春の物語は好きだな 「あと少し、もう少し」瀬尾まいこ

2021-10-14 22:19:30 | 読書もしてマス

結構前からワタシのブログ、
ワンパターンになってきていますよね。
サッカー練習、ガンバ大阪の試合観戦、
出勤前のつぶやき(^^;) これの繰り返しばかりですが、
ホントはねえ、いろいろと書きたいこともあるのです。

ってことで、読書カテにひさびさに投稿です。
実はブログに書かなくてもかなり読書はしているのです。
毎週のように図書館に行っていますし。

ただ「読書してるぜブログ」じゃないですし、
ブログにするほど読後感があるものも少ない。
まあ、小説であったり、ノンフィクションであったり、
エッセイだったりして、多岐に亘るので
サラっと読んだものも多いのですけど。

さて、自分が「いいな」と思う傾向として、
中高生の登場する、いわゆる青春ものです。
とすると、どうしてもスポーツがらみ。

自分の中高生時分にはスポーツに打ち込むことはなく、
高校生時代は音楽をやっていたのでカテゴリーとしては文科系です。
それはともかく、たぶんそんなことから、
仲間と汗を流す、ということに憧れるのでしょうね。

前置きが長くなりましたが、
この「あと少し、もう少し」も運動ものです。
中学3年生の駅伝。
陸上のことを知らない新米顧問、
そして駅伝の6区間を走るそれぞれの男の子たち。
その6区間を章立てに分けて、
それぞれの少年の物語がそれぞれの一人称で進みます。

もちろん小説であるので、
少年たちそれぞれに物語があるのですが、
でも、練習の時や競技会の時に見えるチーム感。

そう、個人個人の事情もあるし、
走っている時は一人だけど、
やっぱりチームであるということ。
それがとても感じられる、さわやかなお話でした。

読書をしていて、素敵な本に出会うと
本当にうれしくなります。


そして、併せてもう一冊。
実はまったく内容を知らずに、
同じ作者、瀬尾まいこさんの本を借りようと思って、
ホントに偶然、続けて読んだ本。
実は「あと少し、もう少し」の
スピンオフといえるお話でした。

ネタばらしになるので、深くは書きませんが、
駅伝を走った少年の一人が約一か月、
小さな女の子の子守りのアルバイトをするお話でした。

読み始めはわからなかったのですが、
「え?これ、アレに出てきたアイツじゃん」
と、一冊前に読んだ本の登場人物が出てきて、
何だか知り合いの子に再会したみたいな気がしちゃいました。

こちらは、子守りのお話がメインなので、
特に駅伝やら運動やらということではありません。
これはこれで、ワタシも自分の子が小さかった頃を思い出して
懐かしさに浸っていました。

これまた、
とってもやさしい気持ちになれる素敵な本でした。

 


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