好きな作家のひとり、重松清さんの最新刊です。
いつもは、父親が主人公の小説を多く書かれているのですが、
今回はタイトルにあるように母親の人生?が描かれています。
とはいえ、子供の視点での母親なのですが。
いくつかの短編風にお話しは分かれていますが、
登場人物がつながっている、得意(!?)の手法です。
ひとつの…というか、ある出来事を
関係人物、それぞれに異なる想いがあって、
その一人一人の想いを違和感なく書いています。
何気ないやさしさに、心がクテッとなってしまうような
人から見たらどうってことのない場面に涙が出たりします。
話は飛びますが、ウチの奥さんは、
子供の頃のことを自分の子供達にあまり話しません。
まだ両親がいるのに(「じいちゃん、ばあちゃんに聞いてごらん」と言える)
もったいない気がします。
私の両親はすでにいないので、
「お父さんの子供の頃のことをばあちゃんに聞いてみ?」
と子供達に言えないことや、
あらためて自分の子供の頃のことを
話し合える人がいないのが、すごく淋しいです。
別に良い子供ではなかったけど、
親孝行 したいときには 親は無し。
です。
ちなみに、子供のとき、
「ママ」と呼んでいましたハハハ
最新の画像[もっと見る]
- もう6時半やないか(^_^;) 13時間前
- まん丸の月 1日前
- さて今年もあと半月 2日前
- バイト前に駅まで 3日前
- 昨日より暖かいなあ 3日前
- とりあえず一週間ぶり 3日前
- 蹴ります 4日前
- 少し雲が 5日前
- 今朝も寒いです 6日前
- 夕方はどんより 7日前
読み終えました。
おっしゃる様に、短編がいくつかあって、
登場人物が繋がっている。
こういう手法、私は好きです。
いくつか目頭が熱くなる場面が
ありました。
優しくて、切なくて、でもあったかくて・・・。
重松さんのご本は、まだ少ししか
読んでいませんが、これから読みたいと
思う作品がいろいろあります。
(実は、今も読んでいます。)
私は、子供の頃、父のことだけ「パパ」と
呼んでいた時期があるそうです。
覚えていないのですけど。
daikiさんは、お母様をいつまで「ママ」と
呼んでいらしたのでしょう。
まず、友だちの前で「ママ」と呼ぶのが
恥ずかしくなったのは、小学校高学年?かな。
母親に対してはどうだったんだろ…。
切替後の「おふくろ」と言うのも
恥ずかしくてなかなか言えなかったハズです。
それこそ、「どうだったっけ?」と
聞ける相手がいないからねえ。
こんな時、ふと淋しくなったりします
かぶさんのせいじゃないけど。
daikiさん、有難うございます。
でも、やっぱり、ごめんなさい。
反省…
私が、余計なことを聞いてしまったので。
その一言は、嬉しかったんです。
daikiさん、優しいですね。