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コツコツと60代を突き進んでおります

かあちゃん / 重松清

2009-06-07 01:17:12 | 読書もしてマス

好きな作家のひとり、重松清さんの最新刊です。

  

いつもは、父親が主人公の小説を多く書かれているのですが、
今回はタイトルにあるように母親の人生?が描かれています。

とはいえ、子供の視点での母親なのですが。


いくつかの短編風にお話しは分かれていますが、
登場人物がつながっている、得意(!?)の手法です。


ひとつの…というか、ある出来事を
関係人物、それぞれに異なる想いがあって、
その一人一人の想いを違和感なく書いています。

何気ないやさしさに、心がクテッとなってしまうような
人から見たらどうってことのない場面に涙が出たりします。



話は飛びますが、ウチの奥さんは、
子供の頃のことを自分の子供達にあまり話しません。
まだ両親がいるのに(「じいちゃん、ばあちゃんに聞いてごらん」と言える)
もったいない気がします。

私の両親はすでにいないので、
「お父さんの子供の頃のことをばあちゃんに聞いてみ?」
と子供達に言えないことや、
あらためて自分の子供の頃のことを
話し合える人がいないのが、すごく淋しいです。

別に良い子供ではなかったけど、
親孝行 したいときには 親は無し。
です。

ちなみに、子供のとき、
「ママ」と呼んでいましたハハハ


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
『かあちゃん』 (かぶ)
2009-06-10 19:48:13
私もこのご本を買って、一昨日の夜
読み終えました。

おっしゃる様に、短編がいくつかあって、
登場人物が繋がっている。
こういう手法、私は好きです。

いくつか目頭が熱くなる場面が
ありました。
優しくて、切なくて、でもあったかくて・・・。
重松さんのご本は、まだ少ししか
読んでいませんが、これから読みたいと
思う作品がいろいろあります。
(実は、今も読んでいます。)

私は、子供の頃、父のことだけ「パパ」と
呼んでいた時期があるそうです。
覚えていないのですけど。

daikiさんは、お母様をいつまで「ママ」と
呼んでいらしたのでしょう。





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ママ (daiki)
2009-06-11 02:43:05
いつ頃までかなあ。

まず、友だちの前で「ママ」と呼ぶのが
恥ずかしくなったのは、小学校高学年?かな。

母親に対してはどうだったんだろ…。

切替後の「おふくろ」と言うのも
恥ずかしくてなかなか言えなかったハズです。

それこそ、「どうだったっけ?」と
聞ける相手がいないからねえ。

こんな時、ふと淋しくなったりします
かぶさんのせいじゃないけど。
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Unknown (かぶ)
2009-06-12 10:06:24
>かぶさんのせいじゃないけど。

daikiさん、有難うございます。
でも、やっぱり、ごめんなさい。
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Unknown (daiki)
2009-06-12 11:20:10
ごめんね。余計なこと言いました。
反省…
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Unknown (かぶ)
2009-06-12 11:56:28
あっ、違うんですよ~。
私が、余計なことを聞いてしまったので。

その一言は、嬉しかったんです。
daikiさん、優しいですね。
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