お久しぶりの「えがばな」です。
「しあわせな孤独」
2002年のデンマークの恋愛映画です。
デンマークといえば、マッツ・ミケルセン。
マッツ出演の映画の紹介ばかり続いてますね。
ごく普通の一般的な家族と結婚の約束をしたばかりの恋人同士の二人
ある交通事故をきっかけにしてまわり始める4人の男女の切ないラブ・ストーリー
恋愛映画ってあまり見ないのですが・・・
結婚を間近にした幸せなカップル、セシリとヨアヒム。
ところがある日、ヨアヒムが交通事故にあってしまい、体の全ての機能が失われてしまいます。
その車を運転してたのは、主婦のマリー。
このマリーも、医者の夫のニルス(マッツ・ミケルセン)と子供たちと幸せな家庭を築いていました。
交通事故にあったヨアヒムが運ばれた病院の医師がニルスでした。
事故以来、婚約者のセシリにさえすっかり心を閉ざし、
彼女を拒絶するヨアヒムは
セシリに別れを告げるのでした
事故を起こしてしまったマリーは罪悪感から
「セシリの助けになってあげて」とニルスに告げます。
そんなセシリはやがてニルスを心の拠りどころし、
そして妻やかわいい子供たちがいるニルスも
家族がありながら若く美しいセシリに溺れていくのです。
4人それぞれの運命がどうなっていくのか
ちょっとどきどきしながら見ていました。
ニルスとセシリが2人で家具を買いに行ったときなどは
ほんとうにマッツが楽しそうにはしゃいでいて
「バカップル?」なんて思っちゃいましたけど
交通事故を起こしたマリーはその夜
家族と友人たちと、娘のお誕生パーティーをしているんだけど
たとえ運転手側に過失がなくても、警察へ行かなくていいの~?とか
交通事故起こして、相手が手術をしている真っ最中なのにホームパーティー?
暗く重苦しい場面もあって
だれもハッピーエンドで終わることはないのですが
それぞれが自分の道を探しつつ、前に進んで行くのです。
最初に書いたように、ラヴ・ストーリーの映画ってあまり見ません。
SFやアクションっぽいものが好きなので。
でもマッツ・ミケルセンが出演しているというので
ちょっと興味を持って見ました。
そのマッツも「普通の家庭人」を演じているのも初めて見ました。
私がいままで見てきたマッツの出演している映画は
戦士だったり、剣士だったりですからね。
怒るマッツ、笑うマッツ、涙を流すマッツ、焦りを見せるマッツ
いろんな表情の彼をみることができます。
切ないラブ・ストーリーがお好みの人
なによりマッツ・ミケルセンがお好きな人には
お進めの映画だと思います。
応援してね(^.^)
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村