アフリカはご存じのように広〜い!南アやケニアなどではなく、アフリカのホント小国の料理が国内で唯一ここ名古屋で食えるのだ。
ちょっと前置きが長くなってしまったが、じゃ〜どこの国の料理なの?早く言えよ!って言われちゃいそうだが、ずばりガンビア共和国だ!
ここのガンビアマダムさんは店の2Fにガンビア領事館を設立しちゃったことで超有名人なのだ。
っと聞いてもえっガンビアって?なるよね・・・当たり前だ。聞いたことない国だもんね。
アフリカ大陸の西端にあり、セネガルの中にポツンと存在する岐阜県と同じくらいの広さの国なのだ。人口は240万人ほど。名古屋の人口が230万人ちょっとだからほぼ同じくらいだ。
国名も知らないのだ、当然ながらガンビアの郷土料理など知るはずもない・・・メニュー見ても思いっきりチンプンカンプン。でも、親切な本国出身のマダムさんの説明で大まかに理解。親切だし日本語流暢だし魅力たっぷりの方なので、この時点でかなり親近感?
っということで自分はガンビア料理の代表格の1つ「ベネチン」に決定!眼にするまではすごく不安だったが、いざっご対面して見れば意外と普通?ガンビア風ピラフっかな?っと思いきやっひと口すればピラフではなく炊き込みご飯っぽいことがわかる。
これっ一見するとスパイス効いて辛そうに見えるが、これが不思議と全然辛くなく。後味に絶妙なスパイスが効いてくるくらい・・・それが美味いんだよ。炒飯のようなパラパラ系ではなく、もちもち系と言える。すご〜く美味いよ!
そしてかみさんと娘が選んだのがドモダ!実は自分も本当はこれ食いたかったんだよね。
ドモダってセネガル、ガンビア方面から伝わったピーナッツ風味のソースとのことらしい。ライスやクスクスつけて食べるのだそうだが、ここはあえてフフをチョイスだ!
フフってご存じか?芋類を臼で破砕して湯で練ったもので、アフリカ中部から西部諸国の、伝統的な主食なのだ。
繰り返すがこれっすご〜く興味あったんだだよねぇ〜っとアピールしていたせいか?ゲンコツより大きいフフにややビビったのか?娘が半分分けてくれることに!ラッキー!本音で嬉しい!
早速、注目のドモダ初賞味・・・一見スパイシーカレーをイメージしていたが、全然違う。だった、辛くないのだ。でもね、すごく面白い、辛くないのにすごくスパイシーなんだよぉ〜。上手く表現できん・・・歯痒〜い!
ピーナッツベースのソースだけに逆に甘みがすごく美味い!だからってココナッツ系のカレーとも全然違うのだ。おぉ〜これっめっちゃ美味い!
色々入っているざらつき感あるので、かなりのアフリカンスパイスが入ってこその味なのだろう?後味がすごく深〜いのがすごくいいっ!
更にこのフフだ。よくアフリカのドキュメントTVなんかで芋を練り潰して団子にしてナンのように焼いたり、煮て食べたりと見たとこあるだろう。ガンビアの主食らしい。
もちろん、初挑戦。おいおい、モチモチでめちゃ美味い!かみさんも娘も美味しい!っと大絶賛。もちろん自分も賛同!ドモダとフフの相性抜群だ。例えがいいか微妙だがすいとんのもっと旨みが詰まって粘度が高いって感じ?
ボキャブラリーが足りずホント歯痒いが、とにかくどれも極旨!めちゃくちゃ気に入ったよ!次回もWで食したい程だ。味付けがいいので、他のメニューもホント興味津々。ガンビア料理なんておそらく全国探してもここだけだろう?何せ2Fにマダムが設立した領事館がある程だからね。しかし、久しぶりの嬉しい大ヒット!
ウズベキスタン料理「タバスム」など愛知には珍しい海外料理がいっぱいある。県内でちょっとした海外旅行気分も悪くないものだ。あぁ〜ご馳走様でした。リピート必須だね。
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