そんな中、ランチはたまたま黒川を通過することになったので、今年定食百名店に初選出された人気店があったこと思い出した。
それが北区役所の前の41号線沿いにある赤い暖簾が目立つ「黒川ゆうあん亭」だ。
”金沢仕込焼魚定食”や”金沢仕込み幽庵焼”っと刺激的なキーワードで何だかえらく誘惑してくるじゃん。なるほど幽庵焼きがそのまま店名になっているんだね。美味そうじゃないかぁ〜!
店の駐車場はないので近隣のコインパーキングに駐車し長蛇の列覚悟で店に行ってみたら・・・あれっ?雪のせい?たまたま?嬉しいことにガラガラでちょっと肩透かし?
ちなみに”幽庵焼き”をご存じだろうか?西京焼きの西京味噌に対して、「幽庵地」と呼ばれる漬けダレに魚を漬けてから焼いたものが幽庵焼きだ!
ゆうあん焼き2種や3種など色々美味そうなメニューが揃う中、”ゆうあん亭2大名物”の1つ「鮭幽庵いくらまみれ」に決定だ!堂々と名物と謳われちゃったら挑むしかないだろう?
待つこと約10分でその名物が登場・・・おぉ〜鮭の幽庵焼きのイクラぶっかけだったんだぁ〜。すげぇ〜映えじゃない?
あまりの美しさに思わず見惚れちゃったよぉ〜。もちろん、鮭が芳ばしくめちゃくちゃ美味〜い!おいおい、鮭&イクラの親子コンビがホント美味い中、小鉢の2品の煮物と冷奴も出汁がえらく効いていて負けずに美味いのだ。
この出汁のこだわりこそが金沢仕込ということなのかな?なるほど納得だ。
イクラとおろしだけでもご飯1杯軽く食えちゃうくらい美味いのに、更に大葉のパンチが加われば無敵?もう〜鮭の爽やかとも言える幽庵焼きの芳ばしさと相まって極旨!
美味いことはもうわかった・・・でも心配なのがこの半端ない量のイクラ!半分以上残っちゃうんじゃない?
でも、心配ご無用。ここはご飯1杯お代わり無料なのだ。このお米高騰の中、嬉しいサービスだよね。っとなれば遠慮なくご飯お代わり!
もちろん、それに残ったイクラをぜ〜んぶかけちゃうのだ。そのままイクラ丼としてもいいが、ここには〆の必殺技があるのだ。
元々ミニポットにお出汁が用意されているので、そのお出汁をかけて〆のイクラ鮭の親子茶漬けが定番なのだ!だから鮭の身少し残しておくのだ。
早速、お出汁をかけちゃおう。イクラが熱で白く変色してまずいのでは?っと心配したがそんなこと全くない。熱湯ではないのがいいのかな?これっ絶妙!めちゃくちゃ美味〜い。間違いなく最高の〆だ。いや〜この最後の〆のおかげでどれだけ満足度違うことか・・・。
お出汁まだ少しだけ残っていたので、残すことなく出汁だけで頂く。うわぁ〜この出汁極上だ!これが美味すぎて味噌汁の存在感がめちゃ薄い?
お茶漬けに続いて、お出汁と味噌汁が加わったので、何だか満腹感も十分になっちゃったよ。これはリーマンランチにピッタリだ。
だが、問題はプライス?確かにめちゃくちゃ美味いんだけど、言っちゃ何だが焼魚に2180円ってどうよ?やっぱり高いと言わざるおえない。現実的には何種類もある1500円前後の「ゆうあん焼き定食」になっちゃうかなぁ〜?次回食ってみようっと。
でも、味と映えに関しては流石定食百名店に選出されるだけのことはある。北区で焼魚となればここが第1チョイス間違いなしかも?あぁ〜いい店見つけたなぁ〜。ご馳走様でした。
#愛知グルメ