今や「金沢おでん」はご当地グルメとして全国的に認知されるようになってきただけに、どこも長蛇の列当たり前・・・それどころか例えならんでもネタ切れで早々に完売閉店となってしまうので難関先ばかりなのだ。
繰り返すが金沢おでんの名店はいくつもある。そんな中、あのミシュランビブグルマンを獲得している店が3店ある。その1つの超有名店「おでん 高砂」へ。
この時間でもやっぱり満席(ちなみに16時開店)。でも、おでんは回転早いので根気良く待つとしよう・・・なんとか15分程待って入店成功!
おいおい、店内は予想に反して学生カップル&旅行者だらけ?春休みだから?おいおい、おでんって言っちゃリーマングルメなんじゃないの?おでんと言うものはサクッと飲み食いしサクッと終えるっというのがルールだ。
学生たちはダラダラと食っちゃべってるから、とんでもなく回転率が悪い。見回せばスーツ姿は自分含め2人だけ?
まぁ〜仕方ない。まずは生ビールだ。あれっ気付けば周りはコーラとウーロン茶ばかり?いくら最近の子は酒飲まないとは言えおでん屋だぞぉ〜。おいおいどうなってるんだ?
まぁ〜これも年寄りの偏見か?この際だ周りは気にせずまずは生ビール一気飲みしお代わり!そして金沢おでんの代名詞とも言える3つを注文!
まずは牛すじ!金沢では白味噌をかけて頂くんだよね。これが実に合うのだ。同じく人気店「黒百合」などでは別皿で出てくるが、ここは一緒盛りだ。
改めて言おう!すじめっちゃ美味〜い!口にしたら柔くてすぐ溶けちゃうほどだもんね。
続いては定番というか名物というか?金沢おでんのシンボルとも言える赤巻!ここでは赤はべんと呼ぶらしい!
毎度思う事だが忍者はっとりくんもしくはバカボンのほっぺだよね。味は想定通り蒲鉾そのものなんだけど、彩的にもアクセント役として必須アイテムと言える。
そして北陸の海の幸としては外せないのがバイ貝!もちろん金沢おでんでも必須!ところがこのデカ〜い大迫力のバイ貝見てよぉ〜。すごいサイズ!
注文するとちゃんと身を取り出してくれるので食べやすくて有難い!もちろん、この太ささだもん歯応え十分だし、旨みもすご〜い!めちゃ美味いよ!バイ貝最高だ!特筆ものだね。
続いての2つも金沢おでんの顔とも言える具だ。まずは金沢ひろず!ひろず???っと思われるかもしれないが、これはがんもどきのこと!金沢独特の呼び方なのかな?
だた違うのが大きさ!有に倍以上はあるのでは?椎茸・人参・蓮根、銀杏など具がいっぱい入って食べ応え抜群!これっ1個でも結構なボリュームかも。
そして、これまた有名な車麩!車輪のような見た目だから車麩って言われるらしいが、まさに金沢の伝統もの。たっぷりと極旨の出汁を吸い込んでいるから熱々だが、旨みが詰まっていて最高なのだ。
ここまではホントどれも食わずにはいられない必須具ばかりだ。いやぁ〜金沢おでん満喫できてるなぁ〜!
もちろん、生ビールも進む。これで3杯目かな?お代わりだ。しかし、学生カップルや女子旅の方々はちょっとつまんでは延々と喋り続け、まさかの女子会気分?スタッフの方も視線で注文催促するも全く通じず・・・おいおい、ここは居酒屋ではないのだ。繰り返すがサクッと飲み食いして席を立つのがマナー。これじゃ〜外はすごい行列になっているのでは?
最後に銀杏とふかし!これっ魚のすり身を蒸した金沢の伝統食。ちくわより柔らかくはんぺんよりしっかりしているという食感で美味い!それに”金沢おでん”の刻印も可愛いよね。これも車麩に負けずに出汁をバッチリ吸って美味〜い!
銀杏もさりげないんだけど、1粒口にしたらビールひと口・・・う〜ん、たまらんループだね。あれっ定番ものの玉子、大根、つみれも美味しく頂いたのに画像忘れちゃったよぉ〜。
あぁ〜金沢おでん気に入っちゃったよ〜。ホント美味い!しかし、上記もしたがマナーのわかっていない観光客が多い行楽シーズンは避けたいのが本音だね。自分はきっかり40分で席を立つ。自分より前にいた客で先で出たのはほんの数組しかいないんだから、やっぱり店前にはすごい行列・・・また若い方ばかりのようだ。
実は、ここにはカレーおでんという名物があるのだが、それは次回の楽しみにとっておくことに・・・もっと大人飲みのマナーわかった方々で賑わっている際に、再訪したいものだ。グルメも観光化されちゃうと難しいものだ。
さて、ホテル帰って仕事片付けちゃわないと!
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