っとなれば先週同ルートで向かった際に立ち寄ろうとして運悪く定休日だった店に再チャレンジといこうじゃないかっ!それくらい1度は訪れてみたい店が勝山にあるのだ。
それが蕎麦の名店「手打ちそば 八助」だ。勝山と言えば、今や恐竜博物館の人気で注目を集めているが、蕎麦通の間では恐竜よりも断然知られているのがここ八助なのだ。
何せ珍しい製粉所兼そば屋さんだからね。まさに蕎麦のトータル的なプロだもんね。勝山産の玄そばを石臼挽きで・・・っというだけで垂涎?我慢でき〜ん。
メニューは「ざる、おろし、やまかけ、かけ(温)」の4つのみ。越前おろし蕎麦はめちゃくちゃ美味いんだけどボリュームが少ないのだけが欠点。その理由もしっかりと記載されていて、地元では蕎麦は間食だったのだそうだ。おやつ?アフターヌーンティー?代わりってことなので小盛りなのね。納得。
なのでここでは合わせ技が一般的。自分は定番中の定番とも言える「おろしそば&ざるそば」で決定だ。
流石人気店だけに12時前に入店した際には2組だけだったが、その後来るわ来るわ、あっという間に満席。おいおい、言ってはなんだがこんなローカルな地ですごいものだ。
まずはざるそばからいっちゃおうじゃないかっ。実はもりそばばかりでざるは超久しぶりなのだ。海苔の違いだけだがなんだか嬉しい!
地元勝山産の玄そばを石臼挽きによる二八蕎麦・・・う〜ん、風味もコシも最高じゃないかっ!この手打ち感申し分ない平麺の口当たりがいいもんだねぇ〜。
平麺のためツルツルの喉越し感はやや薄くとも、繰り返すが風味と太さにバラつきある手打ちの口当たりがホント美味〜い!いや〜納得だ。ちなみにざるは他の3つよりボリュームあって1.5倍だそうだ。
続いては、待ってましたおろしそばだ!福井と言えばおろしそば!1年通じて食えるのもおろしそば好きには嬉しいのだ。
ネギと鰹ぶりさえあれば十二分。あとは躊躇なく大根おろしだしをかけて、思いっきり混ぜちゃうだけだ。見た目的には惜しいが、美味く食うにはこれが1番!
夏は大根が辛いというが・・・いかに?おぉ〜なるほど結構ピリ辛!最近辛くない店も多い中、ここは超辛いと言われる「遊亀庵かめや」「けんぞう蕎麦」「御清水庵」などに比べれば辛くなく、やや辛なのですごくいいかも?っとは言っても平均よりは辛いけどね。
ざるとは違って、今度はこの平麺がおろしと実によく絡んで美味〜い!う〜ん、このピリ辛バランス好きだなぁ〜。あぁ〜もう1杯欲しいくらいだ。
蕎麦の〆と言えば、もちろん蕎麦湯だ。今回はWそばということで2パターン味わえる。ざるだし、おろしだし各々にしっかりと蕎麦湯投入。ここの蕎麦湯は俗に言うあっさりタイプのようだ。
う〜ん、蕎麦湯割りをじっくりと味わいたい・・・・目を閉じて頂くと、出汁や大根の風味、旨みがじわ〜っと口に広が理、最後にす〜っと蕎麦の風味も漂うのだ。
本音は腹7分目・・・正直もう1杯ずつお代わりしたいくらいだが時間も金もない。なんで大盛り設定ないのかね?美味いんだからもっと食わせてくれてもいいのに?
その分、ここは蕎麦屋としては回転がいいので、どんどん客が来ても大混雑ということにはならなかったようだ。今日だけかな?あぁ〜老舗名店の味単横させてもらいました。ご馳走様でした。さて、福井市街まではまだ高速使っても1時間弱だ。仕事頑張るとするかっ!
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