何せペキニーズだから心配でぐっすり眠れず。運悪いことに今宵のテントはスターゲイザー。上部がメッシュで冷気がガンガン入ってきてしまう上に、そこから結露がポトポトと落ちてくる。モスマニアだからこそ我慢できる仕様だもんね。しかし、そんな心配は全く必要なかったようで自分のシュラフの横で腹出してご機嫌で爆睡?おいおい心配させるなよ。しかし、冷えたなぁ〜。早速温泉だ!
いやぁ〜朝一の温泉最高だ。とにかく画像ではよくわからないだろうが湯気がすごい。まるで生きているように蠢きながら風に流されていく。そして、硫黄の香りも朝の方が強いような?とにかくただただ目をつむってじーっと20分だ。生き返ったぁ〜。
朝の気温は5℃弱。温泉のおかげで身体はポカポカになったが、冷えぬ前に焚き火を準備だ。夜の焚き火ももちろんいいが、朝の焚き火も負けずにいいもんだ。折角温泉で目が覚めたのにまたぼーっとしてきてしまう。
キャンプの朝といえば、美味しいモーニングコーヒーと決まっている。多少寒くても冷たいものが好きな自分は迷わずにアイスラテだ。最初の1杯目はムセッティーのクレミッシモをハンドプレッソで抽出だ。あぁ〜朝のプチ贅沢だよね。
おっと、愛犬達のことを忘れていた。わかってるって、散歩に出発だ。明るい昼間よりも朝の方が紅葉の色がより濃く見えて美しい?確かに場内随分と色付いている。でも、ピークはやはり1週間ちょっと後かな?
管理人さんの話では、紅葉が予想以上に遅いのか?もしくは今年は猛暑のせいで紅葉自体がイマイチで終わってしまうのか?よくわからないとのこと。確かに紅葉する前に落葉しているとの噂も聞いたことがある。2012年、2013年、訪れた時は同じような時期だったのに紅葉美しかったもんなぁ〜。紅葉ピークを期待してきたが自然が相手だ仕方ない。
戻ったら、再びさっと温泉で温まりアイスラテを嗜む。2杯目は同じくムセッティーのエボリューションだ。焚き火と芋焼酎もいいが、焚き火とラテの組み合わせもいいもんだねぇ〜。とりあえず焚き火はどんなシチュエーションも合うってことだ。
朝飯は超手抜きのチキンラーメン。お湯をかけるだけだもんね。でもね、外で食うと結構美味いのだ。ホントは管理棟横で温泉玉子作れるんだけど、行くのが面倒となってしまって目玉焼きと焼きフランクフルトで我慢。こんなメニューでも十二分に美味い。これもキャンプ飯のすごさだ。
朝飯終えたら、ようやく日差しがサイトに注ぎ込んできてくれた。ここ焼岳サイトは晴れてさえくれれば晩秋でも10時前には日差しの恩恵を受けれるので、テント&タープはじめしっかりと乾燥できるのがありがたい!その他、洗い物もお陰様でこの時期なのにあっという間に乾いてくれる。これってキャンパーにしかわからないけど、ホント嬉しいよね。
テント&タープはギリギリまで乾かしたいので、その間にチェックアウト12時に合わせるように最後の温泉へ。最後は時間があるのでじっくりと温泉を味わいたい。平日ということもあり、今朝もずーっと貸切状態。贅沢だよねぇ〜。
画像だけでは伝わらないかもしれないのが残念だが、とにかくキャンプ場の温泉としては最高レベルの湯だ。何せ平日でも日帰り客が訪れるほどだからね。やや熱めの源泉ということで加水しているとのことだが、源泉掛け流しレベルだ。紅葉は期待外れだったとは言え、この野天風呂は裏切らない。間違いなく最高レベル。もう〜全身が硫黄臭い?これも有りだろう。温泉来たんだもんね。
さて、撤収作業も完了間近っていう時に、毎度面倒なのが愛犬達だ。とにかく歩く度にモップのように枯葉を身体に纏いまくって、まるでアクセサリーのよう?おいおい、そんな状況じゃ車に乗れないよぉ〜。この枯葉とるの結構なハードワークでイライラする!
それでもしっかりと乾燥させ撤収作業終了。うん、本日は納得の撤収だ。これもキャンパーでないとわかってもらえないかも?ここ中尾キャンプ場のサイトは概ね8x8mとなっているが、どれも真四角でないので微妙。それでもここ焼岳Kサイトのように大型のテント&タープまたはスクリーンタープを十分に設営できるサイズのサイトがいくつかあるので心配無用だ。
チェックアウトの12時ぴったりにキャンプ場を出発。ちなみゴミの仕分けは結構うるさいのでビニル袋は多めに持ってきておくと便利だ。昼飯前によっておきたいところがある。帰路途中にある栃尾温泉の「荒神の湯」だ。蒲田川の河原にある共同露天風呂で入場料は志を入口の無人料金箱に入れるだけ。基本200円だ。
ここも温泉マニアとっては超有名な温泉だ。、目立たないので気づかずに前を通過してしまっているという方も多いのでは?なるほど、ここの良さは泉質というよりはこの眺望だろうね。開放感申し分ないし、ひと言雄大な山々に囲まれた大自然感がいいんだね。川のせせらぎ音も申し分ない。うん、これで200円ならば他の立ち寄り湯行けないよ。
よしっ満足。次は人気の奥飛騨温泉郷オートキャンプ場のある道の駅・上宝へ。このキャンプ場いいんだけどワンコがダメなんだよねぇ〜。でも、今回はランチだ。実は自分好みの店があるのだ。それが食事処「いちすけ」だ。多くが蕎麦や奥飛騨ラーメンを食すようだが、メニュー見てよ!ここの売りはズバリ岩魚だ。迷わず岩魚刺身定食を注文だ。
見てよぉ〜まさに極旨の岩魚三昧だ。これっさばいたばかり美味そう。前回訪れたのは9月だったのでこんな立派なイワナの筋子なかった。おいおい、イクラ以上に美味いんじゃない?そうそう喰えるものじゃないよね。プチプチと甘くて美味い!更に刺身自身も脂乗っているのにあっさりとしていて最高。もちろん天麩羅は外さない。いやぁ〜これで1500円ってすごいよ。ちょっと喰っただけでこの金額になるファミレスあるよねぇ〜。いやぁ〜納得の味だ。更にさりげないけど、ナツメの実も極旨。この甘くて酸っぱいのがいいよねぇ〜。手前のドングリみたいなやつね。
あぁ〜温泉もグルメも十二分満喫したので、これにて約3時間の帰路へ。寒さによってやや寝不足気味だが、そんな時は愛犬のロンロン隊長が要所要所で大丈夫か?っと気を使ってくれる。反してくぅーちゃんは信頼仕切ってくれているのか?腹丸出し状態で爆睡。おいおい・・・それでも16時には無事帰宅。キャンプグッズの片付け前に、今回留守番となったふくちゃん怒っているかな?っと心配していたが、おいおい自分だけだったので2日間悠々自適に満喫していたとか・・・。おい、多少は寂しがっていろよ〜。
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