砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

月と自転車

2004年04月11日 | ログ


ペダルが途端に軽くなった

手元の座標軸を見ずとも感覚で分かる 宇宙に出たのだ

自然と息が熱くなる 鼓動は高まりサドルを握る手に力が入る

いや落ち着け まだ旅は始まったばかりだ

そう自分に言い聞かせても身体が勝手に反応する

俺は今 宇宙にいるのだ

感慨に耽る俺を警告ブザーが忠告する まだ重力圏を抜けたわけじゃない

緩む顔を無理やり修正してペダルを踏む

やはり軽い。一踏みで500メートルは進む

最もそれ程高速で進んでいる感覚はない

眼前の漆黒は容易に距離感を狂わせる

現在の位置は地球から700メートル

目標の月まではおようそ38440000メートルといった所だ

先は長い

だが必ず辿り着いてみせる

少年の思いを乗せて自転車は月へと進む


答えてみた

2004年04月11日 | ログ
1.アヒルはガーガー鳴くと思ってた

2.とりあえず負ける気がしない、と虚勢を張る

3.忘れたことも気がつかぬほど濃い時間を過ごしたい

4.いい演奏者にはなれそうにない

5.されどパンなしでは生きれず

6.我思う我は誰なり


答えてみました

これ見て問いで何聞かれてるか分かった人はスゴい。

飼い犬のスタイル

2004年04月11日 | ログ

鎖に繋がれた人生はカッコ悪い

だが闇雲に吠えるのは少々興ざめ

噛み付くだけなら馬鹿でも出来る

俺たちに大切なのはタイミングだ

誰にも譲れないモノそれを守る時 

自慢の牙を剥けばいい

それまでは貞淑な仮面を被って

重たげな鎖に身を任せてればいい