砂蜥蜴と空鴉

ひきこもり はじめました

孤独な隠者の過ごし方

2004年11月01日 | ログ
二十年。
世を知ると唱えれば愚か者と言われる年月。
ですが、何も知らずに過ごせる年月でありませぬ。

傍らに人が去ぬこと、悩み10年、悲しみ10年。
心は砂に、願いは月に、望みは空と移り、そうして夜を迎えます。

今の私の望みは一つ。
大勢の人々が暮らす中、ただ一人で歩むこと。

そうして。
けれど心は風のまま。
誰かが私に微笑んだ時。
変わらぬ笑顔を見せられる、そんな孤独を持ちたいのです。