まあ、ヒトさまのことは言えませんが、周りを見回すと常連さん率かなり高そうです。普段見学できない蔵の中を見せてもらって、出来たてのお酒を味見して、美味しいランチをいただいて、お土産まで付くイベントなんで、まあ当然かもしれませんが。
今年はカッパカントリーに直接集合、ってことで、いつものメンバーで中書島から歩きました。目的地直前で、いかにもジモティなおじさま、自転車を押しながら近づいてきて、「黄桜やったらそこやで。それからな、この先の右手の建物あるやろ、あそこはな、土佐藩の藩邸があったとこやねん。龍馬が入られへんかったとこな。後、もう少し先を左に行くと、今ほれ、TVでやってるやろ・・・何やったかなあ?なんやらの桜、あ、そうそう、八重の桜、か?その会津藩の駐屯地があるで。」とたいへん親切に教えてくださいました。恐らくこのご近所の方々は、「人を見たら観光客と思え。」と言われ慣れてはるのでしょうね。でも会津藩も土佐藩邸も行ったことなかったんで、後ほど確認しよう、となりました。
いくつかの班に別れて動くため、まず我々の班は自由行動でした。一番乗りで利き酒コーナーへ行き、帰りのお土産の下調べに売店へ。
上の写真、一見おかしなところはないんですが、実はPOPが違っていました。『祥風桜酒粕汁』とあるのは、『祥風楼・・・』の間違い。レトルトパックの裏も見て確認したので間違いないです。でも、更に手書きのPOP、ご丁寧にも『桜』→『櫻』と旧漢字で表記です。言おうかな、と思ってんけど言えませんでした。その代わりここにこっそり書いておこうっと。
さて、自由時間は30分弱。遠くへは行けないけど、さっき聞いたばかりの土佐藩邸跡へ。今は公営住宅みたいなのが建っていました。
そこから少し先に行ったら有名な『鳥せい』本店。まだ入ったことないけど。で、その前を曲がって左に行くと、古そうな山門がありました。
なんとここは幼稚園ですって。現役みたいです。子供達、この門を使って登園してるのかな?手前には石碑があり、『伏見御堂』と書いてあります。
山門の右手にある、もっと古びた石碑には『伏見御坊』と書いてあって、東本願寺の別院のようですが、どっちの言い方もするのかな?
さて、元に戻って、黄桜記念館の横にある清酒工場へお邪魔しました。ここへは去年も入って工場長さんから説明を受けたので、写真は省略。これだけちょっと面白かったので撮ってみました。
後で行った『油長』の親父さんに聞いたら、蔵元のいくつかは見学が可能なところもあるようです。ここも私たちが行った講習会以外でも見せてはるのかな?でもふだん、誰でもどうぞ、ってのではないようですが。今年も最後の最後に、できたての清酒を味見、板酒粕もちぎって味見、させていただきました。他の人は「口直しに伏水を」ってお水をもらってるのに、私ら3人だけ、お替りして、しかも小さいプラカップでしたがたっぷりと注いでもらいました。シアワセ!
去年、杉玉撮るの忘れたんで撮っておきましょう。
今年の講習は、免疫力と発酵食品について、というテーマで、眠くなるかと思ったけどとても面白かったです。食べ物関係の話が大好きな次女に聞かせたら食いついてきそう、と思いました。
さて、いよいよ、お待ちかねの豪華昼食です。まずは乾杯の地ビール『蔵のかおり』
先付は、菜の花辛子和え、梅花サーモン、雲丹松風、黒豆と海老
お造りは炙り鮪、鯛湯葉包み(美味しかったけど、鯛が湯葉に負けちゃってた。)、鰤。合わせるお酒は吟醸純米酒です。
鰆南禅寺蒸し蟹餡かけ、この日のお料理の中で一番気に入ったものです。鰆のクセが生姜と合わせるとクセじゃなくなります。餡もアツアツで美味しくいただきました。お酒は金賞受賞酒。(こんな名前なんです。)
カマスエリンギ射込み胡麻酢クリーム。添えてある茗荷(大好物)とクリームが絶妙。この下の胡麻酢クリームだけでお酒飲めるね、って話してました。本造りの燗酒でしたが、これまでに力強いお酒をいただいてるので、ちょっと頼りない感じがしました。
酢の物はサーモンの砧巻き黄身酢かけ。お酒はゆるふわ(冷酒)あんまり印象に残ってないのはそろそろ酔っ払い?いえいえ、しっかりしてましたよ。
漬物寿司と粕汁が出ました。
デザートは酒粕ロール、なぜかとろり梅酒がお相手だったのですが、「甘いのはええわ。」と友人がくれたので、私だけ2杯飲みました。梅酒はどっちかっていうと頭じゃない?甘いケーキと甘いお酒はちょっとしんどいな。(なら2杯も飲むなよ、ってね。)
記念館の中には伏水を汲むところがあって、ご近所の方でしょう、ペットボトルを何本も持って汲んで帰られていました。私たちはちょっとお味見。
我が家に清酒は在庫があるので、地ビールをお土産に買いました。今回は直火でお燗がつけられる酒器と大量の板酒粕。また粕汁作らなきゃ。
去年連れて行ってもらった『油長』ちょっとお土産覗くだけ、って言うてたのにふらふら~っと入ってしまったよ、まあいいか、私も。
季節限定の生酒3種の飲み比べ
右の『古都千年』が美味しかったです。後の二人も3種ずつ違うのを注文して、全部一口ずつ味見させてもらいましたが、私のが一番美味しかった気がする。まあ、お店のお勧めの筆頭だったから当然かな。
お土産でいただいた酒器、この夜は出番なしでした。でも近々いただきましょう。
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