この後の週末は、たいてい予定が詰まっていて(どちらか一人の場合もあるが）お出かけのチャンスはほとんどない、と思っていたのだが、ふと気づくと何にもない日があった。ただ、土曜はルーティンの買い物があり、それが終わってから出かけるとなると近場限定になってしまうので、よし！今日は買い物ナシ！うまくいけば帰りにスーパーに寄って足らずを買おう、と朝早くから車に乗り込んだ。目的地は滋賀県高島市。しばらく前にお友だちも行ったという、メタセコイヤの並木道見学だ。
名神高速から161号線のバイパスへ、数年前にも琵琶湖岸の温泉に行ったとき通った道だなあ、と思いつつ外を眺めては、看板を見てあ、ここはN尾くんの結婚パーティに行ったところ、ここは従弟が結婚式を挙げた近江神宮、とか古い懐かしい思い出がよみがえってくる。
前回も車窓からしか見てない、白髭神社の水上鳥居
最初に入った道の駅。
滋賀県でも湖東の方へは頻繁に行ってるのだが、こちら側はめったに来ないので珍しいものが売ってるかな。湖の魚の佃煮はいっぱいあった。えび豆は、亡くなった津田さんのお母さんが拵えてくれたのを食べたなあ。
え？これって正しくはイサザじゃないの？訛ってる？へえ、ウィキによると、現地ではイサダだって。
建物の写真がナナメだったので、こちらを。
野菜を購入し、さて、いよいよ目的地へ。
直線道路が延々続く。
ライダーも多かった、家族連れで写真撮ってる人もたくさんいた。確かにすごい、圧巻の景色。秋には紅葉が美しく、ものすごく渋滞するらしい。冬枯れも見たいなあ。
どこまでも続く、って感じ。北海道にこんな景色がありそう。並木を抜けると、その先にはマキノのスキー場へ向かう道が。引き返してきて、今度はマキノピックランドへ寄り道。
色んな体験もできるらしい。果物を作っている農場のようだ。野菜少々をここでも購入。ジェラートもいっとこか。(お茶味）
今度は少し水辺に近いところを走って
近江今津へ。ヴォーリズ通りというのがあるらしい。
これ、ヴォーリズ資料館。どれだけ資料が揃っているのか、と思ったのだがそれは期待外れ。
そして二階のこのパネルが置いてある場所は、地域の集まりに使われているらしい。
外観はヴォーリズ
この並びにあと二つ建物があったんやん！しまった！パンフレット先に貰っといたらよかった。すぐにここを後にしてしまった・・・。
相方は焦っていたのかな、次の目的地に行くために。
私はご飯はこの辺りで食べるのだと思っていたので、この後、むか～し昔、K寺御大とキャンプをした知内浜を再訪したりできたらいいな、と思っていたのだが、彼のプランは違っていた。車は日本海に向かって突っ走っていた。
若狭街道を走り、熊川宿を通り（ちょっと寄ってみたかった）、御食つ国、小浜へ。
おお！乗ったことないけど蘇洞門めぐり。
海上保安庁の支署
案内板
漁港の真ん前、なので当然海の幸がいただけるものだとばかり思っていた。お刺身定食か海鮮丼か、でも相方が検索した店にはそんなものはなかった。（
彼もあまりわからず検索で高評価やから、と選んだらしい。）
名物はソースカツ丼のようだ。
ではせっかくなので、
名物をいただこう。
ご飯の量が少なめで助かった。もうお腹いっぱい。相方はこれを。
小さいカツ丼が付いている。このお店のサービスがこんなの。
評価が高かったのは、デカ盛りとかドカ食いマニアの人ちゃうん？さすがに私はもう何もいらん、と思った。あ、コーヒーは飲んだらよかったかな。入り口すぐに、こんな風にコーナーができている。
スープはチゲやったんか。
これいいなあ、お釜さん。
コーヒーもたっぷり。
外に出ると真夏みたいな暑さ。雲の形もまだ十分夏。
すぐ隣が、名前は聞いたことがある、若狭フィッシャーマンズワーフ。なんか入り口暗いし、人の出入りないし、終わって感満載やな、と思いながら中に入ると、えらい明るくてきれいで、人もいっぱい。なんだ、私たちは裏口から入っていたのだった。駐車場も広くてバスまで停まってた。ちゃんとしてた。
さて後は一気に帰るだけ。ただ、できるだけ行ったことない道の駅は制覇したいので、見つけたら寄ってもらった。最初に寄ったのは、うみんぴあ大飯というところ。ここは何か大きなモールみたいになっていて、ホテルとか温泉とかコンビニとかいっぱいあって、でも駐車場がいっぱいで入れなかった。何かの準備中だったので、入場規制なんかもあって、あとで見たらこの日、花火大会だったようだ。昼間から屋台もいっぱい出ていて賑やかだったな。
で、そこはスルーして次はこちらへ。でも海産物はほとんどなくてつまらんかった。
あちこちでよく見るやつ。
高浜町には大学時代の友人が住んでいて、以前は旅館をやっていたのだが、廃業してしまった。高浜から高速に乗ったので、彼女の家から歩いて行った、海岸あたりを散策することもできなかった。そういえば、ずっとJRの線路のそばを走っていたけど、列車を見ることも一度もなかったな。
高速を走りだしたら後は見るものおもしろいものもなく、寄ったPAは西紀で、何度も行ったことあるところだし、途中何度か居眠りして運転手さんごめんなさい。楽しい一日だった。で、最後にスーパーに寄ったら、なんと、空は既に秋になっていた。
オマケ；メタセコイヤ並木を戻ってくる時に見かけた自転車の人、後ろに『日本一周』と書いた紙を張り付けて走ってはったので、印象に残った。で、そのあとヴォ―リス資料館から出てきたときもまた見かけた。あ、この辺走ってはるんやな、と思った。ところが、道の駅高浜を出たとき、また走ってはった。後ろの紙が裏返ってるけど、たぶんおなじひと。このルートで日本一周できるんやろか、ちょっと心配。
