ひな菊の丘から

初づくしの奥河内行き(後編)

デイジーヒルからライブはスタート。動画は撮ったけど、写真はいただきものを少々。

お店のマスター、いや、大将か?でっせさんから



あかし先輩からは、こんなおしゃれなのをいただいた。



お客さまのいくやんさん撮影、客席も制限中とはいえ、たくさん聴いてくださっていてすごく嬉しかった。身体を揺らしてるお客さま、一緒に歌ってくださるお客さま、やっぱりライブはいいわ。



セットリストはこんな感じ。


1.Ashokan Farewell ニューヨーク州キャッツキルマウンテンにあるダムの名前を冠した曲。本当はフィドルチューンなのだが、うちにはフィドラーがいないので、マンドリンががんばった。

2.Catfish John グレイトフル・デッドもやってるけど、私は学生時代にDown Home Folksで覚えた。NGDBのが有名かな。

3.Dirty Old Town イワン・マッコールの出身地、産業革命で栄え、今は寂れたマンチェスターのある町が舞台、わが隣町Deep Toyonakaとシンクロする風景が気に入ってる。アイリッシュパンクバンドのポーグスで覚えた。

4.Work Song 大好きなマリア・マルダーの歌を今回は3つも入れた。(もっと好きなHazelはちょっと封印)これはぽっとでいじーのレパなのだが、無理やり二人でやった。作者のケイト&アンナはカナダのケイジャンユニットで、バンジョー弾き語りの曲もすてき。

5.Kentucky Waltz さすがにブルーグラスも入れとかな、とやったビル・モンローソング。2番の歌詞がないので、自分で日本語詞を作って入れてみた。

6.Oh,Mandolin 共作者のデビー・ニムズの『山賊版』のアルバムを、尼の御大から貰ったな、あれどこやったかな。マンドリン、寂しい私の心を慰めてよ、という歌だけど、幼い頃のA.J.リーが情感たっぷりに歌ってたのには驚いた。彼女もずいぶん長いことこの曲うたってるようだ。

7.You'll Never Leave Harlan Alive 朝10時に日が上り、3時には日が沈む谷間の町に石炭が出た、というバラッド。シンガーソングライターのダレル・スコットのルーツも、歌っているカントリーシンガー、パティ・ラブレスも炭鉱町らしい。大好きなHazelも炭鉱関連の歌をたくさん歌っている。

8.My Tennessee Mountain Home マリア2つめはこれ。Work Songより有名かも知れない、
だって作者がドリー・パートンだから。これも実は、ぽっとでいじーのレパで、アレンジを色々やってるので、シンプルに歌うのがかえって難しかった。マリアのファーストアルバムには、歌いたい曲がいっぱいあった。

9.Last in Love 7月にライブご一緒した時に、この曲を歌ったら、駱ちゃんから「次も歌ってね」と言って貰った。元はデイジーヒルでやってたけど、ひとりで歌うようになったら私のレパになってしまい、マンドリンには思い出してもらった。グレン・フライとJDサウザーの共作で、覚えたのはニコレット・ラーソンのアルバムから。

10.Prairie Lullaby カントリーのジミー・ロジャースの曲だが、マリアがアルバム「On The Sunny Side」で歌っていた。景色が見えるようなきれいな子守歌。3つめのマリアの曲はこれ。

11.Is The Grass Any Bluer ようやくブルーグラスから持ってきた2曲目は、ロンダ・ビンセントのビル・モンロー賛歌。彼が亡くなった時に作ったのだろう、そっちの芝も青い?と聞いてる。今やそっちの方が賑やかで密なのかもしれない。皆、集まってジャムしてるのかなあ。

12.The Rose うちのレパの中では超有名曲のひとつ。ご本家ベット・ミドラーのを聴いてデイジーヒルなりの解釈で歌っている。とはいえ、何も足さず何も引かず、だけど。

13.Long Black Vail お客さまから、知ってる曲もやってね、と言われていたのだが、この日のお客さまは知ってる方が多かっただろうな。レフティ・フリーゼルの作、私はハタチ代にHazel&Aliceのアルバム「Who's That Knocking」で覚えた。

14.Feel Like Home そして最後の曲は、ランディ・ニューマンのこの曲。リンダ、エミルウ、ドリーのトリオの1枚目のアルバムで、リンダが歌っていた。リンダ・ロンシュタットは大好きなシンガーの一人だけど、あまり歌える曲がないことに今頃気づいた。

ここまででデイジーヒルの演奏は終了。数日前に、やっぱり1曲ぐらい一緒にやりたいですね、ってアケさんと話して、以前やった曲ではなく、当日合わせでhazel&AliceのHello Strangerを歌ってみた。ルーツが一緒やなあ、と思った。秋にも福岡で、Y子ちゃんとリハなしで合わせた歌が、思いがけず気持ちよく揃ったのは、ずっと聴いてた音源が同じだったからだと思う。そしてその頃は、あまり選択肢がなく、同じものばっかりずーーーっと聴いてたな。アケさんと合わせたこの曲も、何度も何度も繰り返してレコードを聴いた曲。人前では一度も歌ったことはなかったけど、身体に沁みついてる感じ。

曲説明を書き終えて、enterキーを2回押してしまったら、全部消えた・・・(涙)なのでもう一度書き直した。前の方が良かった気がするけどしかたない。長くなってしまったなあ。

続いて、安惠駱明+不゜吉(+豊吉とどっちがいいかな。)のステージ。

ほんとすいません、ごめんなさい。何回も聴いてるのに曲名知りませんの。またセットリスト貰おうっと。



MCするA東さん(マー君と呼ぶ人もいる。因みにうちの相方は、まさちゃん)



マンドリン弾くアケさん



ギターを弾く駱ちゃん



ブレたあかし先輩ではなく、ドラムのY年さん



歌うアケさんではなく、ベースの不゜リン先輩。後列は写しにくい。



案外密だ。



庭に回って撮ってみた。



駱ちゃん、My Creole Belleを歌う



一人縁側に立って弾く大矢くん



「崩れ落ちるものを感じるかい」を歌う、あかし先輩



更にアップで



アケさんの歌



これ、何とか全員入ってる?



実は、この写真の合間に、控室でこんなものをいただいたり、



お腹をなだめたり(美味しかったロコモコ!)



トイレの帰りに、アリイちゃんを撮ったり



控室も撮ってみた。向こうの厨房では、でっせさんと奥さまが忙しく立ち働いておられた。



クマちゃん!!!



アヒルちゃん!!!



駱ちゃんアケさんマー君



アケさんマー君あかし先輩



大矢くんと手前の長押にかかっている帽子。このキャスケット、じょにーO田に似合いそう



ケースにまたも巨匠のイラスト発見



最後に合流して、Rippleを歌う。入るところがわからなくなって、歌い始めたら1オクターブ下だった・・・とほほ、でも大好きなうたでご一緒できて幸せだった。



写真はでっせさんから。

終了後、お片付けを終えて、アリイちゃんにご挨拶するあかし先輩。



雨戸も閉まった。Y年さんとアリイちゃん。





そして、もうひとつ楽しみにしていた胡桃屋さんでの打ち上げ!貸し切りらしい。





これって4人ずつの会食ですやんね?でも乾杯は一斉に。







塩だれ胡瓜



壁の黒板は飲み物とデザート



右側は山芋の明太チーズ、左がもんじゃ



前方後円墳型のお好み焼き。ここへ来るまでに、巨大な古墳の入り口?りっぱな建物が見えたけど、応神天皇陵かな?



他にもいっぱい出てきていっぱい食べたけど、写真を撮り損ねてがっついてしまった。



シメに焼きそば。どれもこれも美味しかった~。



また食べに来たい、でもどうやってきたらいいのかわからない・・・次も車に乗っけてもらってこようかな。



ほんまにこの辺って古墳がいっぱいあるんやな。世界遺産やもんなあ・・・と言いながら、「北摂にかて古墳あるもんな。小学校の時は柵なんてなかったから、上に登って遊んだもんな。」と対抗する北摂チームであった。小さいけどね。



楽しい夜は更けて、車は北に向かう。往復ドライブ、A東さん、お疲れさま&ありがとうございました。長くて幸せな一日だった。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ライブ報告」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事