ひな菊の丘から

東京へ その2 お墓参り

2019年終わりはほんとにとんでもない年だった。11月にサブさん、滝本さんと立て続けに亡くなり、そのサブさんのお悔やみに東京から来られた仁さんが、帰京後体調を崩され、翌12月のなかばに逝ってしまわれたのだ。そのすぐ後には、東京へ行くといつもライブの応援に来てくださり、SNSには楽しいコメントをいっぱいつけてくださってたDad荒川さんも後を追うようにいってしまわれた。

サブさんのお見送りもタッキーさんとのお別れもできなかった私は、せめて仁さんとはお別れを言いたい、と思って夜行バスで東京に向かった。5年前のこと。その後、せっかく道を付けてくださった東京でのライブもコロナのせいで(だけじゃないか)できなくなり、他の楽しいイベントや集まりも全国的に止まってしまった。
現地へはひとりだったけど、駅で箱根フェスの主催者N西さんにお会いして、会場まで連れて行っていただき、その後もOh!Jin Bandの皆さんとご一緒にお別れすることができた。

その後、SNSで、所縁の皆さんが毎年12月にお墓参りに行かれることを知った。いつか一度私もお墓参りに行きたいと思っていたので、今年、思い切って
奥さまのみゆきさんに声をかけてみた。日程が決まったら知らせていただけることになった。

そしてその連絡がイイダコさんから来た時、その夜はみんなロッキーに行くよ、ということも教えてもらった。ちょうどお店はクリスマスのスペシャルライブ期間。めったにライブをやらないバンドの日だったので、私もご一緒させてもらうことにした。

さて、当日。みゆきさんと最寄り駅で待ち合わせして連れて行ってもらうことになっていたので、日暮里から高田馬場経由で花小金井まで。駅で無事合流し、お喋りしながら墓苑に向かった。

とてものんびりした道、サイクリングロードらしい。人間は左側の細いところなのかな。でも気にせず真ん中を歩いていた。


あそこが仁さんが最後に入院した病院よ、と教わってスマホを構える。あとで目の前を歩くとは知らず。


徒歩20分程度、とのことだったけど、お喋りしながら歩いていたらすぐだった。到着したら、休憩所にはまだイイダコさんしかおられず、彼のお仕事のたいへんだったこの1年の話を聞く。コロナが収まってそれ以前と全く変わってしまったのは、どこの業種、どこの職場でも同じなのかなあ。

少しずつ人が増えてきた。なんと!島根からケンジくんもご夫婦揃って来ていて、こんなところで会うなんて!と驚いたが久しぶりだったので嬉しかった。そろそろ行きましょう、とお墓に向かう。ゆめ、と書かれた墓石はみゆきさんのお母さまが購入されたものだそうだ。
順番にお線香をあげてお詣りする。私は膝が悪いので、ちょっと高い姿勢でごめんなさい。



ケンジくんも来たよ、仁さん。



その後、忘れてた!と持参のお菓子をお墓に供えたのだが、下で線香がもくもくと煙を上げていて、このままだと燻されて燻製菓子になってしまう、と慌てて持ち上げたのだ。


この墓苑はいろんな形の墓石があったり、いろんな広さの区画があるようで、ここはほんとに狭い区画。K井さんのお義父さまのお墓があるそうだ。長細いプレートに人名が書かれている。


係りの方に集合写真を撮っていただいたのだが、O沢さんは一番近いはずなのに、バスを間違えたのだったか、大遅刻でちょうど写真を撮る時に現れた。



これは何とかしてセルフで撮れないか悪戦苦闘しているお兄さんたちの様子


ここに置いたらどうだろう?あ、倒れる。で結局お願いして撮ってもらったのだけど。


KM谷さんの革ジャンかっこいい。Robby the Robot


銀さんのギョーカイのジャンパーも


この後は、サイゼリヤにみんなで行くのが決まりごとになっているようだ。まずは生ビール、の人は手を挙げて~


こっちも


それで何食べるかねえ。


なんかみんなナプキン持ってる。


こっちもビールの人~、撮ってる人もいる。


ハーイ!僕もビールっ!


ごめんなさいね、ケンジくんを撮りたくて奥さまに無理な体勢を取らせてしまった。


色々と思い出話がわいてくる。


仁さんの命日がいつだったのか、私は15日だと思ってたけど。もしそうだとすると、祇園くんも5年後の同じ日に亡くなったことになる。去年までは彼もここで皆と一緒に、仁さんのことを思い出しながら、ワインのマグナムボトルを飲み、残りを家に持って帰ったのだって。


O沢さんもN西さんも、いっぱい思い出すことあるやろうなあ。


もっといっぱい喋りたかったけどまずはチェックインしないと。みゆきさんが付き合ってくださったので、サイゼリヤを途中で抜けて、またてくてく歩いて花小金井まで。その後、ホテルのある小川町へ。一緒に行ってもらってありがたかった~。

銀座に到着、ロッキーへ向かうも、開場時間の30分も前だったので入場できず



Anyaのフライヤーもあった。エニブルは2月にバック・イン・タウンか。


それではちょっと時間をつぶしに行こう。


ITOYA、ライブの前でなかったら、もっとゆっくり見て回れたら楽しかったろうなあ。


そうこうしているうちに、開演時間が近づいてきたので、ロッキーへ戻った。
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