ひな菊の丘から

引越しの手伝いのフリして・・・。

長女が結婚して転勤して千葉に住むことになりました。普通、転勤というと4月1日異動、というのがポピュラーなのでしょうが(9月、とかもありますけどね。)なんと彼女は3月20日、もちろんギリギリまでこちらでの仕事は続きます。荷物は取り敢えず送り出したけど、箱に入ったまま新居に積んであるらしく、荷解きに行くというのについて行くことにしました。新しい職場への挨拶もあるので、家のことだけに掛かりきりにはなれないし、買い物も必要だし、手助けになるよ、と渋る娘を説得してついて行ったのですが、実はちょっと下心もあり。ライブとかお友だちに会うとかいきたいところへ行くとかね。

大きなスーツケース(引越しに間に合わなかった荷物)二つゴロゴロ引きずって到着。(まだ荷物は残ってるんですけどね~。)




新居は新婚さんにふさわしい2LDK、でも荷物は満杯。衣装道楽な彼女は(母に似てません。)彼のハンガーラックをすごい勢いで侵食してました。



職場に出かけるという彼女と一緒に家を出て、駅前で食事して、その後私は日用品と当座の食料の買い出しです。駅から5分の好立地なので、買い物し放題でした。ふきん掛けとか引き出しの仕切りとか、あれこれ買ったものを整理してたら、おや、約束の時間です。娘には悪いけど後は帰ってからガンバレよ。

まずは谷中のお友達の家に荷物を置いて。ジャンゴにもご挨拶しなきゃ。



すぐ近くの朝倉彫塑館が無料開放中とのことだったので、見てまわります。もちろん中は撮影禁止なので外観だけ。



屋上からの風景は、いいでしょ。



ここから見えるスカイツリーは、こんな感じ。



私がリクエストしたボロ・ミュージアム、誰も行ったことないというので、もうひとりのお友達も一緒に行きました。場所は浅草です。



こちらは撮影オールOK。それにしても、ほんまもんのボロです。



すごいインパクトで迫ってきます。



中に保温のために入っているのは綿ではなく、裁ち屑や古い糸、古い紐なんかです。



ハギレを持ってるのは余裕のある人、なんだそうです。大きな布をハギレに切り刻む私なんて、人非人か・・・。



同行のお姉さんたちが見ているのは女性の下着です。



ボドコというものの説明と



実物です。



コーナーが変わって、少しきれいなボロになってきました。



蓑ですね。



古くなった着物をリフォームした袖なし。袖ぐりに別の布を使って少しでもオシャレに見えるよう工夫がされているとのことでした。



麻を裂いて織った布で作られているそうです。



こぎん刺しだ~



これも見事です。こぎんじゃなくて菱刺し、っていうのかな。



南部地方と津軽地方では違う文様みたいです。このあたり詳しくないので調べてみよう。



布を丈夫にするだけなら、単なる並縫いでもいいのに、模様を浮き立たせてすこしでもきれいに見せようとする、これもだいじなこと。



これ、パッチワークと一緒ですね。



恐らく新しく作られたものでしょうが、着てみていいよ、というコーナーがあったので着て撮ってもらいました。



他にも気になるのを何枚か撮りました。



これも。



屋上に上がってみました。ここからのスカイツリーはさっきのとはちょっと違う。



浅草寺と花やしきもすぐ目の前



お姉さんたちと一人ずつ記念撮影。Oとめさんと



Nっちゃんと。



この後、おいしいものを食べに連れて行ってもらえるのですが、ちょっとだけ時間が余ってます。で、



思い出の神谷バーへ。25年以上前でしょうか、息子がここでOとめさんにトイレに連れて行ってもらいました。相方はその頃ライブ中でしたね。そしてその時よちよち歩いてた子が千葉に引っ越した子。



ハーフ&ハーフでカンパイ!



せっかくやから、1杯だけデンキブランも。



場所を移してこちらが、Jutaさんが連れて行ってくださった洋食屋さん。ワンちゃん好きのお店の方がいらっしゃるので、ジャンゴも一緒です。



神谷バーでポテサラを頼もうとした私を阻止したお姉さま方、これを試して欲しかったそうです。めちゃ大人なポテサラでした。



サラダとアヒージョ



もう、何食べても美味しかったしワインが進みました。



海鮮フライでしたっけ?



ハンバーグも美味しかった。でも早起きと労働と、直前のデンキブランが効いたのか、けっこう回ってきてオネムな私。



谷中に戻ったら、すぐばったり!でした。翌朝は、JutaさんとOとめさんの合作の美味しい朝ごはんをいただいて、千葉に戻り、今度は娘と一緒にお買い物。だいぶ歩きましたが、ホームセンターにたどり着きました。



こないだTVでマツコが「千葉はヤマパン王国だからねー。」って言ってたのを聞いて、頷いている自分がいました。まずヤマザキパンをヤマパン、って言うのもビックリだったけど、デイリーヤマザキをはじめ、ヤマザキパンがそこらじゅうにありました。



そうそう、知事選の最中だったらしく、「よしかわく~ん!」な人がすぐ横を手を振りながら車で通って行かれました。その場にいなかった娘に話したけど、「誰それ?」って言われてしまいました。

名産品、なのですね。なんか風情のあるお店でした。



本部のある街に住みます。彼女、うまく溶け込めるでしょうか?

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