ひな菊の丘から

2月の岡町ジャム会

月例の岡町ジャムですが、いつもお世話してくれはる じゃんぼさんが、海外出張のためこの日はお休み。実は昨年から、代わりに仕切ってほしい、と言われていました。代わりに仕切れるような器量はないのですが、まあ、いつものお客さま方なら、何も言わなくてもうまいこと自分たちで回してくれはる、というのはわかってたので、及ばずながらお手伝いさせていただきました。ただ、私の存じ上げない演奏者の方が来られた場合、どうしたらええやろ、とそれだけがちょっと心配でいました。

ふだんなら、相方の帰宅を待って8時頃に到着のつもりで出かけるところを、この日はスタート予定の7時に間に合うよう、6時半には家を出ました。相方は月末で仕事が混んでいて遅くなりそうだったので、末っ子を助っ人に。

さすがに7時前だと客席もまばらでしたが、レギュラーなリスナーのお客さまに「あれ?今日は早いね。」なんて声もかけていただき、参加者を待つことに。嬉しかったのは、このところお仕事が忙しくて、欠席が続いていたり、参加できても遅がけの到着だったはっしゃんが、時間調整して来てくださったことです。

ってことで、もちろんトップバッターは、はっしゃん。




ジャム会が始まってどの位になるでしょう?確か私の右手首ぽっきり事件の少し前だったと思うので、2007年の初めか2006年の終わりか。最初はお身内だけのバンド練習から発展したものだと聞いてますが、ごく初期の頃から参加することになったデイジーヒルは、まあ古手のメンバーだと言っていいかな。初期の頃のブログを見つけました。こちら




はっしゃんも、比較的早くから来ておられたと思います。最初は遠慮がちにステージ下でギターを弾いてはったけど、徐々に前へ、そしてステージへ。ずいぶん長いことキックオフを担当してくださってました。この日はナターシャソングにまずK見さんが乱入



次の曲にはS神さんが乱入。こんなサプライズも楽しいジャム会です。



続いて、最近はっしゃんの代わりに一番手に名乗りを上げてくださる、A賀さん。そや!前の記事で書き忘れたけど、私のソロライブの日、十三の駅で、A賀さん、Nさん、M永さんのヒルビリー・オーサムズ3人衆とお会いしたのでした。皆さんもライブに行かれる途中で、西宮北口まで4人で賑やかにおしゃべりしながら行ったのです。周りのお客さん、楽器はかさばる、声はデカイ、で鬱陶しかったやろうなあ。



いつものように、ハンク・ウイリアムス特集。Y里くんとの初共演を楽しんでおられました。



客席では、3月29日に開催される、岡町の初バルの話で盛り上がっています。



司会しつつ、バルの宣伝もしました。夕方6時から、このジャム会会場隣のカフェ、kittoで、アコースティックライブがあるので、出演者を募集しています。



初参加のK閑さん、元は超地元出身者、A賀さんと私の中学の後輩に当たります。昔馴染みの場所での演奏、どんな感じだったんでしょうね。



同じく、ここから一番近い大学の学生であるY里くんも初参加。若者の弾く力強いフィドルに大きな拍手が起こっていました。



この度の乱入は、Y田さんとH井さんでした。



客席にいらした、とってもすてきなおばあちゃま。ほんとに可愛い方で、Nおこさんと二人で大ファンになってしまいました。お願いして写真を撮らせていただいたのですが、自然な笑顔が撮れなくて残念・・・。



そのNおこさん、K見さんとのデュオで、今月も出演です。ユニット名は?と聞いたら、「ケンケンNおこ、でええよ。」と。なんか素敵な名前考えましょうよ。



ありがたいことに、始まった直後からどんどんとお客さまが増えて、しかも歌う方が何人も。なので、演奏者が少なかったら5曲位やってね、って言ってたのが2曲で終わってしまって残念でした。



こんな感じの客席です。



見わたすと、バンジョー弾きがひとりもいない状態で始まって、この方が入ってこられた時、やった!と思ったのに、手にしておられるのはギターでした。「バンジョー重たいから」って・・・。S神さんの弾き語り、助っ人のA東さんは大人気ですね。



「職業柄、不倫ができるのは歌の中だけです」なんて言いながらLong Black Vailを歌っておられました。



せっかく撮ったのに目をつぶった写真ですが、記念に載せておきます。



Y川さんも最近よく来てくださいます。Y田さんH井さん、うちの相方に加えて、



こちらも初参加の、生駒マウンテンボーイズのS廣さんのマンドリンで。



出演バンドはまだあったのですが、メンバー待ち、ってこともあり、時間調整を兼ねて、連れてきた次女を登場させてまた数曲歌わせてもらいました。



前回は、多少練習してから出たものの、今回は私がずっと忙しなかったので全くのぶっつけ。



でも、中の1曲、Oh,Susannaを気に入ってくれたけんたんが、後で歌詞をコピーして、娘と練習していました。



私のキーで歌い始めてしまったMy Old Kentucky Homeは、さすがに彼女には高すぎたみたい。ゴメンネ。



同世代のY里くんは、「親と同じ音楽をやるってどうなんやろ?」って思ったみたいですが、彼女は言います。「私にとっては生まれる前から身体に染み付いてるようなもん。」

ここまでは、段取りをして進行してきたのですが、はたと気づきました。あ!次の出番誰にもお願いしてない!
急遽、ステージから声をかけました。「メンバーが揃ったので、次のバンドは出来るのですが、準備時間が必要です。どなたかやってくださいませんか?」これに応えてくださったのが、H井さんでした。



ソロでの弾き語り、すてきでした。やっぱり歌だけやったらあかんわ、ギターもちゃんと弾けな、って反省。



到着を皆が心待ちにしていたSUNちゃんがようやく来たので、後のメンバーはセッティングに裏に回ってます。ご当人は喉を潤す、のかな。



Nおこさん、二度目の出番はkitto



Walking After Midnight , Miss The Mississippi And You ,公園へ行こう、の3曲。いつ聴いてもええわ。



ブルーグラスのジャム会は最近あちこちで色々あって、それぞれカラーも違うのでしょうが、ここのは、ブルーグラス一辺倒ではなく、ジャズやフォーキーなのや、ピアノとリコーダーとか、のこぎりとか、バラエティに富んだ何でもありのジャム会なので、それはイヤ、っていう方もあるかもしれませんね。私はこの「ええでぇ、何でも」感が大好きです。



早くから来て、またもシラフで演奏のシゲちゃん、お疲れさまでした。たまにはここで飲みたいよね?



SUNちゃんのおニューの靴



最初の頃、この客席に人影は3つくらいしかありませんでした。



ベーシストを待っていたバンドがもう一つ。



Y田ご夫妻と



マンドリンにH井さん、ギターに相方、でSUNちゃんのベースです。



最初はバンジョー弾きだった、と伺いましたが合ってますか?Y田さん。大阪ブルーグラスナイトで披露してくださった、ピートシーガー追悼メドレーでした。



客席では、歌のおさらいをするけんたんと娘



お!フィドルも参加しています。



さらに、のこぎりも加わります。ずっとスタンバってて、やっと出番があって良かった、良かった。



テーブル代わりの樽を叩くT.Tさん



せっかくやから参加しちゃいましょう。キャサリンさんのStand By Me



来月やる予定で、今日は見てるだけのつもりだったそうです。でも、なんか楽しそうだし歌いま~す、とキャサリンさん。「どなたかバック付けてくださ~い。」良かったですね、芸達者がたくさんいて。



サマになりますねえ。客席にいるときに、シゲちゃんに「その帽子、その上着の色合い、ワンカップ持って西成におるおっちゃんそのものやなあ」と言われてたT.Tさんですが、実はノンアルです。



最後は賑々しくジャム。まだやってない人、やり足りない人集合です。



カウンター内外もレギュラーが揃っています。



手ぶらで来られたH内さんも置きバンジョーで参加、「まだ出てへんで~」と周囲から声がかかったO塚さんもステージに。



Y里くんの歌も聴かせてもらいました。



ステージに上がりきれない人は、下で弾いてはります。まだ客席も大賑わいです。



叩くもんやったら、何でもOK、ですか?



今回は、体調不良につき、不安を感じながらの参加でしたが、何とか無事終わって良かった。来月はちゃんと復調して、ビールも串カツもガンガン行きながら、楽しみたいと思います。来てくださった皆さん、ご協力感謝します。本当にありがとうございました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ブルーグラス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事