ひな菊の丘から

久しぶりのフレンズ&ネイバーズライブ

お客さまの数が、バンドメンバーより多かったら大成功、というバンドのライブでした。・・・でもこのキャッチフレーズは、もう過去のものなのかもしれません。ここ数年、私が行くときはいつもたくさんのお客さまが来られてますからね。

実は、相方が大失態をやらかして、この日、ダブルブッキングをしてしまっていたのです。千日前の方が先に日程を押さえていたのに、それを忘れてF&Nのライブスケジュールに返事をしてしまったそうで、バンマスにえらい怒られてました。それはよくやることで、我が家では共通理解のために、カレンダーにスケジュールを書くようにしてるのですが、確かこの日、何かあったはず、と見ても書いてない!私の、じゃなく彼の予定、なのに。
つい先日も、3月に友人が企画してくれたライブに、私はソロで出演することが決まっていたのですが、最近になって、F&Nも出ると友人から聞きました。本人に確認したら、「あ、言うの忘れてた。」ですって。そろそろ・・・・ヤバイかもしれません。彼にオファーする時は、私を通していただく方が、若干マシかもしれませんよ。

ま、家庭内のいざこざ?は置いといて、そんなダブルブッキング、それも神戸元町→京都宝ヶ池、というすごい距離の移動のために、車で行く、というので、行きは便乗させてもらいました。随分早く着いてしまうけど、ライブ開始までは神戸を詮索、じゃなくて散策しよう、とあれこれプランも考えてました。

集合時間より1時間早く着いて、お昼ご飯は神戸ラーメン、だそうです。炭水化物かあ・・・。でも久しぶりに食べたら、懐かしい味がしました。




食後、店に向かう相方と別れて、私は元町界隈のヴィンテージビーズや手芸材料を売ってるお店を巡るつもりでした。事前に地図もネットから取り出して、うまくいけば三宮まで戻って、あと数軒、と思ってました。ところが、歩き出したとたんこんなところに引っかかってしまいました。



兵庫県公館、土曜日は無料で一般公開中です。この日は、人だかりがしているので何かな、と思ったら、小曽根真さんのコンサートがあるとのことでした。受付で「チケットはお持ちですか?」と聞かれたので、「いや、中を見せてもらいにきたんですけど」と言うと、横の扉を示されて、ひっそりとした受付でパンフレットをもらいました。

でも、これ、正解でした。観光客気分でほんとに楽しませてもらいました。神戸は大阪の人間にも観光地なんですねえ。相方は、昔Gローショーのコンサートをここでやったことがあるらしく、中を見たこともあったそうですが、私は初めて。これはエレベーターの前。



受付で親切なおばさまに、「まず三階まで上がって、ゆっくり回りながら降りて来られたらいいですよ。エレベーター降りたところに小磯良平さんの大きなタペストリーがあるから見てね。」と教えていただき、上がりました。これが降りたところのシャンデリア。



ここは知事室。



はばタンが、美術品は撮影しちゃダメ、と言ってるのでそれ以外は大丈夫だろうと思ってんけど、大丈夫かな?



美術品はとにかくすごい量でした。タペストリーの原画も飾ってあったのですが、もちろんそんなのは撮っていませんからお伝えできないのが残念。3階は、回廊になっていて、ぐるっと一回りできるのです。会議室では、翌週に開催されるのでしょうね、会議の準備ができていて、(椅子の上に出席する人の肩書きを書いた紙が置いてありました。)その横をそろーっと通って行ってもいいよ、と廊下に控えておられた方に言っていただき、抜けて行きました。会議室の壁にあった石阪春生さんの絵が、本当にすてきでしばらくその場を動けませんでした。娘にも見せてやりたかったな。

ひと回りしてから、屋上庭園に出てみました。噴水の台に何か書いてある、と見たら、「摂津」「播磨」「但馬」「丹波」「淡路」の五国が記されているのでした。



反対側からも一枚。お天気良くてよかった~



何気なく階段降りたら、



このポスターが貼ってありました。なるほど。



他にも、今絶賛公開中の『繕い裁つ人』のロケもここであったみたい。(グッケンハイム邸でもやったんですって。)この映画、見たいな、中谷美紀さん好きやし。
2階には各種展示があり、こちらは平日は一般公開されているようです。ここは吹き抜けになっているデッキです。



雰囲気がすてきだったので撮りました。



兵庫の歩み、産業、人、などを見て、震災の展示も見て、(大音響の、当時の映像はちょっとパスした。)兵庫の文化、とか国際交流、とかではマレーシアやらベトナムやらからのいただきもの、とか、スポーツ選手からの寄贈品、とかをさらっと見てまわりました。

はばタンは押さえとかなきゃね。



この後、元町の北側に点在している、という手芸屋さんを地図を頼りに巡ったのですが、5つぐらいあるはずなのに、2つしか(それも向い同士)行かれへんかった。公館でたっぷり時間つぶしたのと、路地にあるお店で見つけにくかったせいです。でも、また昼間のライブでシルクに行く時の楽しみに取っておくことにします。

開始時間ちょっと前にお店に入ったら、後ろの席は8割がた埋まってました。ちょうど後輩のんちと、Sea Mountain主催のYきさんのとなりが空いてたので、最前列中央!に座ってしまいました。くつろいで音出し中のアンドレ



ライブ始まりました。



おっと~、ここでバッテリーが点滅!いやいや、まだ大丈夫だけど、大事に撮らないとね。



J造さま、熱唱



次は熱演



近すぎてひとりずつしか取れません。歯が入って良かったなあ、の相方。ちなみにバンマスJ造さまは歯科技工士さんです。



アンドレは歌の出番がとっても多かったです。



1回目のセットが終了。ここで、どうあっても客席は撮っとかなあかんやろ。



「皆さん、スミマセンが大盛況やった証拠に客席撮らせてくださいね。」



客席にはなんと埼玉からお越しのこのご夫妻。今年はタイ旅行をやめて関西旅になったのだそうです。この後、京都宝ヶ池までライブのはしごしに行ってくださったけど、旅の初日にえらいお疲れやったでしょうね。ありがとうございました。



2nd setが始まりました。「僕らね、いっつもどっから曲持ってくるの、とか言われますけどね、ブルーグラスもできるんですよ。」



といいつつやったのは、
Mean Mother Bluesとか、ワルツのColleen Maloneとか、It's My Mind To RambleとかLittle Darling Pal Of Mine などでした。



でもどれも一味違ってました。



たぶん、そのままやるんがイヤな人たちなんですね。



いつもの、どっから持ってくるんやろう、な選曲も私は大好きです。もっと突拍子もないところからも持ってきて、フレネバ流アレンジでやってみてほしいな。

これはいつもの私のコレクションのつもりで撮ったのですが、実は寝ていなかったK谷くん。目を閉じて堪能してはったんですね。



人数が多いと調子が狂うのか、それともいつもあんな感じのMCなのか、それが知りたい方はまたライブに足を運んであげてくださいね。最後の曲をそれとアナウンスしなかったために、アンコールに取っておいたうちの1曲を歌ってライブは終了。残り1曲のアンコールでお開きとなりました。

関東のお土産は上野うさぎやのどら焼き。一口食べちゃってますが、この後もすいすいパクパク、あっという間にお腹に収まってしまいました。ご馳走様でした。



京都に向かう相方には、「皆さんによろしくね」と言ってしばらく残っていましたが、体調不良な人やら、歯が痛い人やら、ギターが壊れて楽器屋さんに向かう人やらで誰も相手してくれそうにないので、とっとと帰宅。帰ったら上の娘が爆睡中でした。買って帰ったお惣菜とお稲荷さんで、ふたりで晩ご飯。作り置きのおからと蕪ツナ炒め煮、味噌汁以外は全部買ってきちゃった。

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