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華氏911

2004-09-11 15:39:33 | 映画
先日、映画「華氏911」を見てきた。
平日の朝1番の上映にもかかわらず、
真ん中の席が取れないくらい結構な人が入っていた。
さすがは話題作だけはあるな。

しかし、ジョージ・W・ブッシュって、えげつないことするよな。
制作者の主観と皮肉が入っていて、あれを鵜呑みにはできないが、
話半分だとしても、彼を絶対に許せない!
特に、後半のイラク戦争の話はほぼ真実に近いだろう。

イラク戦争に正義はないことは明らか。
最初からそうだったし、
あとで核兵器も生物化学兵器もイラクにないことが証明された。
アメリカの本当の目的がなんなのか、他の国にはすでにバレバレ。
アメリカなんかに頼らなくてもいい国はとっとと戦争を拒否してるしね。
日本の自衛隊が多国籍軍に参加したのだって、
北朝鮮問題など日本がアメリカと協力していかなければならないため、
小泉総理が苦渋の選択をしたに過ぎない。
自身の支持率を犠牲にしてまでもな。

もう、十分豊かな国なのに、
汚い手を使ってまでさらに金儲けをする理由はなんなのだろうか?
ピラミッドの上の人の気持ちは私には理解できない。

自分の国の兵士まで犠牲にして、
あの国は何をやっているのだろう。
あの国の上の人たちに良心はあるのだろうか?
大切な人を失った気持ちが分かるのだろうか?

自由主義の国アメリカ合衆国はどこへ行ったのだろう。
競争主義、確かに結構。
でも、その前提となる、
 1.規則に則って、公平、公正な競争をする。
 2.生きていくのに最低限の生活は保障する。
 3.「敗者復活」の制度が整っている。
の、どの条件も満たされていない。
政治と企業が癒着しているわ、弱者は切り捨てられているわ、
あの国の姿は、21世紀の世界一の大国にしてはあまりにも恥ずかしい。
日本も競争主義社会を目指しているけど、
アメリカのような堕ちた社会にだけはしたくない。

あの映画、すべてを鵜呑みにすることはできないけれど、
100%真実だと私も確信したことがある。
それは、

  常に弱者は、強者の権力とずるがしこさによって、
  喰い物にされるということ。


私も、身をもってこのことを経験したから、間違いはない。

そして、映画の最後のシーンを見て、私もこう思った。
「わたしも、だまされない。」


#次に見る映画は宮崎駿監督のアニメ「ハウルの動く城」だな。
#予告編を見たけど、「千と千尋の神隠し」以上のいい作品になりそうだな。
#「世界の中心で愛をさけぶ」以来の「泣き映画」の予感。
#今年の秋公開らしいけど、一体いつから上映されるんだ?


1 コメント

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「ハウルの動く城」ですが、11月20日公開予定... (まる)
2004-09-12 15:46:27
「ハウルの動く城」ですが、11月20日公開予定とのことです。ほとんど冬じゃん!最初は夏休み公開予定だったのに・・・。公開がずれたことによって割を食った映画は多いに違いない。
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