こころとこころを結ぶ絵手紙

きっさ「ぽすと」を通じて出会った皆さんとの触れ合いを綴っています。「ぽすと」のホームページへはブックマークからどうぞ。

俳句

2009年12月29日 12時50分03秒 | 日記
私は全くできませんが今年秋亡くなったラジオ体操のメンバーの句集です。
数年前に編集されたものですが、先日からラジオ体操のメンバーに回覧
されて亡き彼を偲んでいます。
家族を句にしているのが愛情が篭っていて好きだったので
紹介したいのですが、許可なく載せてもいいのかな?と思いつつ
ごめんなさい、載せますネ!
後で謝っておこう。

パズル組む妻の背丸く春寒し

暑き日の小さな旅を老妻と

ぢぢばばも孫につき添い七五三

暗き世の暗きを記し日記果つ(NHK俳句入門コンクール優秀賞受賞作)

孫嫁ぐ日の近づきし松手入れ

孫嫁ぎそれより雛は飾らずに

婚約者連れ来し孫や春の風

あとがきに句集を作るにあたり、自分というものを何か残したかった
と書かれていました。
だれしも年をとると自分の人生を振り返り自分は何だったのだろうと
考えるものですね。
こんなりっぱな句集を残せる人がうらやましいですね。


中には奥様の挿絵が載っており本当にすばらしい句集でした。