映画＊ブロードウェイ♪ブロードウェイ

深夜、ちょっと作業をしようと久し振りにPCを立ち上げた。
起動までの間に、キーボードのそうじをしてたら、TVが立ち上がってしまった。
そして、画面で映し出されたのがこれでした。

＜ブロードウェイ♪ブロードウェイ～コーラスラインにかける夢～＞

むかし、映画版の「コーラスライン」を観たときがあった。
確かストーリーは、ミュージカルのオーディションに挑む若者たちの話。

そしてこれは、その「コーラスライン」再演時のオーディションのドキュメンタリー。
これこそ、生々しい「コーラスライン」のような感じです。


自分自身をつかって、表現して仕事をしている人ってスゴイです。
踊る人も選ぶ側の人も。

こうゆうのをみていて思うんです。
選ばれる人というのは、上手い下手ではない。
正確さやキレイとかでもない。

「これ！」って思わせる何かがある人。

ちょっと「好き」に似たような感じです。
理由なんてないんです。

このオーディションはすべて審査員の満場一致で選ぶというルール。
ありえないようなものだけど、同じ脚本見て、その役をイメージして、演技している人をみてると、あるんですよね、きっと。

みんなが、「そう、これ！」って思わせる人が。

踊る側の人は、素直に自由に踊っている人。
でも、自分自身ではなく、ちゃんと役になっている人。
役の中で、自分をしっかり表現できている人とでもいうのかな・・・
うまい言葉たちが見つからないけど

そして人はそれを「ホンモノ」というんだと思う。
「ホンモノ」というのは、＜表現する人＞と＜見る人＞がいて初めて成り立つんだな。

そんなことを観ながら思った。

「ホンモノ」の中での闘いは、みていて気持ちいい。
選ばれた人はもちろん、落ちてしまった人も、選んでいる人の顔も。
キラキラしている。
カッコイイです。

笑って泣いて喜んで、悔しんでおびえて、真剣になって、悩んでひらめいて・・・
すべてを必死にやっている。

たぶん、人生ってこうやって生きるんだと思います。


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