細田守監督の長編オリジナル作品第2作目の作品。
長雨だし、ひまつぶしにたくさんのDVDを借りて来たひとつ。
何回も観ているけど、改めて観るといろんなことを思います。
昨日はまた別の細田監督の作品を観たんだけど、アニメだけど、こどもより大人が観て、学ぶというか、いろいろなことを考えさせられる、そんでもって、大人がこどものことを振り返ったりするような、そんな内容だなって思いました。
この「おおかみ~」は、なんかの雑誌で細田監督が作品について語っているのを読んだことがあったんです。
じぶんにこどもが生まれて、そのことをヒントに感じたことを作品にしているということ。
そのときは、優しいパパさんのイメージが、こども想いのパパさんの感じに思ったのをいまでも覚えています。
ただ、この物語では、「オオカミ人間」という特殊な、本来ではありえない主題にしているけど、親やじぶんが「ふつー」とはすこしちがう環境で育った子や、そのような配偶者を持ったときの社会からの目、こどもは大人とは違うけど、しっかりと何かを感じて、生きようとしているということを知れるような気がしました。
あとは、どんなことがあっても、生きることに一所懸命であること、笑うこと、こどもをたいせつに「だいじょうぶ」と言い合える関係は、ステキだなって思います。
最初は「都会モンは・・・」や「田舎ぐらしを流行としか・・・」とか地元のながく暮らしている人は色眼鏡で見てしまうけど、主(ぬし)が助け始めると、いろいろ変わるんだなって。
そして、畑仕事している主(ぬし)は、多くは語らないけど、ほんとうの事しか言わない。
正しいことしか言わない。
この季節になると、思い出すんです。
若いとき、ひとりで「リアル・ウル〇ン滞在記」をやったこと笑。
北の大地のにんげんもおなじでした。
不器用だけど、ちょっとこわいなって思ったときもあったけど、話題がすくない土地だから変わり者だとわたしのことをウワサの肴にしてたということも、なんとなく知っていました。
けどね、たくさん食べて、たくさん笑って、「いつでも帰っておいで」って言ってくれるのは、日本の自然がいっぱいある人の、土地柄なのかなって思います。
まだまだ未経験の分野である「子育てのこと」をこのように教えてくれる映画はすごくすきです。
主題歌を歌っている人の声も、歌も、すき。⇒こちらのCDもおススメ♪
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