言葉だけのやりとり。
いつからだろう。
こんなやりとりがコミュニケーションのひとつなったのは。
同じ言葉だけのやりとりでも「手紙」とはちょっと違う。
ちょっと気軽で、リアルタイムにつながりたい人とコミュニケーション取れる。
相手にとっても自分にとっても、都合がいいときに送れて、見れて、お話ができる。
けど、言葉だけのやりとりは非常に怖いものがあると思っていた。
言葉だけだと人によってその言葉に対する価値観が違くて、ニュアンスの取り違いで誤解が生まれたりするもの。
だからね、大切なことはちゃんと相手の声を感じれるように、空気が感じれるようにするのが本当にいちばんだと思っていました。
けど、こんな経験をしました。
ある人に相談をして、返ってきたmailをみて、涙が溢れてきたのです。
その人の本気が伝わって、愛情に似たものを感じて、そのときの私の支えとなりました。
ちゃんと心がこもった言葉にはmailでもちゃんと「言霊」が込められるんだなって思いました。
こんな経験もしました。
お互いがお互いのことを尊敬して、すごく良い関係の人がいます。
仕事も一緒にした人、mailのやり取りも沢山した人。
本音をぶつけ合って、mailでマジの言い合いもして、ずっと会えてなかったけど、そのmailだけのやり取りでまたつながりが太くなったと思った。
けど、そんな中でも最近はその人が何を考えているのかわからない言葉たち。
表現悪いかもしれないけど、得体の知らないモノ触っているみたいで、なんか気持ち悪い・・・。
そしてこんな経験もあった。
すごく昔からの友人。ずっと会えてなかった。
けど、mailだけでその人の強さ、優しさ、大きさを感じれることができて、安心をくれた。
声を聞かなくても、近くに存在を感じでなくても、そばにいるかのように支えてくれた。
mailだからできること。
それは返信をしないこと。
それって「あり」ですか？
それをする人・・・正直、理解がし難い。
mailだからこそ、返信も時間を取らずに、気軽にできるもの。
「了解」「少し待ってください」「後日こちらから連絡します」「今は答えられません」「電話ください」
こんな簡単なひと言でいいのもmailだからこそ、できること。
「迷惑です」って言うこともね。
なにも返事がないから、またmailする。
それをする私が変なんですかね？
それはよくわかりませんが、どんなことに対しても私は返信します。
そして、「mailだから悪いこと」となることもないと思います。
もちろん、mailだと失礼になることもあるけど、他の方法が利用できないとき、それでも何か伝えたいとき、伝えないといけないとき、mailは便利なものです。
人には人それぞれ、いろんな事情を抱えていて、その事情はその人によって大きさも変わりますから。
何もないより全然いいです。
大事なのは、そこに書かれているその言葉たち。
送った人がその言葉に込めた想いです。
だから、突然やってくるmailがすごく嬉しかったりする。
気軽に出来るから、すごく久し振りの人にも送れたりする
「ひさしぶり。元気？」
人と人との距離がぐっと縮まる瞬間であります。
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