誰もが知っている、宮崎駿監督作品。
1984年に劇場公開されたものです。
もう何十回も観ている(笑)
もしかしたら・・・100回は超えているかも。
というのも、弟がジブリの映画が大好きで、しかもよくわからない弟のルールがあって、気に入ると気が済むまで毎日観続けます。
そして、しばらくするとまたブームがやってきたりします。
そこまで物好きではないけど、私も好きなものは何度も観ます。
同じものを観てもいつも発見があったり、大切なことまた思い出させてもらったり、ただ元気もらったり、ちょっとキュンとさせてもらったりね♪
そこが、「やっぱり映画っていいですね・・・」
今日なぜナウシカの感想を書こうと思ったのは・・・何十回も観ているのに、今日初めて泣いたんです。
正確には、涙が流れていた。
何に感動したのか?
もちろんとても感動的なストーリーです。
今まで涙を流さなかったのが不思議なくらいです。
最初から、昔からずっと好きで、今も大好きなシーン。それは・・
【ナウシカとアスベルが腐海の底に落ちてしまったとこ】の場面です。
ナウシカがうつ伏せで泣きながら「嬉しいの・・・」と言ってるシーン。
小さいときは幼心に“なにが嬉しいんだろう?”って不思議で仕方なかったけど、すごく印象的で幻想的で、美しく映っていたのはすごく憶えている。
今は、言葉では表現できないけど、なんとなくナウシカが「嬉しい」と涙した訳がわかる気がします。
あとね、イチバン最初のほうの場面。
【ナウシカとテトの出会いのとこ】
恐怖と脅えているテトに「大丈夫、怖くない」ってワザと指出して、見方であると証明しているところ。
テトとの出会いのシーンだけど、好きなのはそこじゃなくて、ナウシカの表情が変わる瞬間が好きなんです。
テトに指を出しているときは「何者にも負けない強い女性」なのに、次の瞬間には「子供のように無邪気な少女」になる。
こんな人物を描く宮崎監督、しかも10年以上前に、偉大さを本当に感じます。
宮崎監督の作品は全部観ている。
もちろん、何十回も観ているものもある。
自分のベスト10に入ってるものもある。
色んな物語あるけど、伝えたいことは「ひとつ」なのような気がします。
『ナウシカ』はこれからも観ると思うし、子供ができればきっと一緒に観るもの。
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