18歳の頃、富良野の農家さんでファームスティをしたときがありました。
ただ家を出たくて、北海道に行ってみたくて、それなら「牧場でしょ☆」・・・そんな単純な発想から、動物好きでもないのに、ひょいっと行って働いたことがありました。
いやね。昨晩突然その親方から電話があったのです!
嬉しい知らせを持ってきた訪ね人と私の話題が出たらしく、電話をかけてきたんです。
もう何年も会っていないのに、たまに思い出してくれて、しかも自分の子供のように心配もしてくれて、遠く離れたところにそうゆう人がいるって、本当に嬉しいものです。
あの時、あの場所で生きれたことは私にとって本当に大きい時間でした。
大地と自然と・・・大きく言うと地球と、真正面に向かい合うことができた瞬間でした。
人間なんて本当にちっぽけなんだなぁって、地球上ででっかく生きているけど、一部でしか過ぎない。
けど、とても儚いもの。
人間だけでなく、植物も動物も、この地球上で命あるものすべてみんな一緒。
だからね、ちゃんと太陽月の光や風の香り、空の青さ、雨の恵とか・・・何も言葉としては語らないものたちの「コトバ」を感じて生きようって思うようになった。
少しでも地球に優しく生きたいって思うようになった。
「よくやってたね」とあの頃を思い出しながら言ってくれた女将さんの言葉聞いて、そんなことも思い出しました。
私の中に染み込みすぎて、忘れてました。
今年は、親方、女将さん、富良野の大地に会いに行きたいものです。