Dandelion~美容師の生活~

ヒトのために地球のために自分ができること

無と停止。

2010-06-07 19:04:24 | ひとりごと


声、戻ってきました。
本当にうれしいなって、心から思います♪

よく喉は痛めてオッサン声になっていたけど、ここまで出なくなったのは初めてで、このまま戻らないんじゃないかと恐怖でした。
さすがの私もお医者さんの言うこときいて、ちゃんと黙って生活していたのです。

「無」の、自分だけ「停止状態」の感じでした。
ただ時間だけが流れて、自分だけ置いてきぼりになった感じ。

ちょうど家で一人でいる時間も多く、ただただ、ぼ~としてしまった。
メールの返信も忘れちゃって「入院してるの!?」と心配かけてしまった人もいたくらい。
ほんと、ごめんさない。

仕事へ行っても、周りで行われていることを黙って聞いていた。
いつもなら現場の空気読んで、今の自分こと、2,3歩先のこと、全体で必要なこと、スタッフ、ゲストのこと、もうあらゆることにアンテナ立てて緊張感たっぷりで仕事してるんだけどね。
本当に必要最低限なコトしか言葉に出さないようにして、現場を客観的にちょっと眺めていた。

みんなの前へ出てることが自分だと思っているから、ちょっと物足りなさも感じたんだけど、「この立ち位置悪くないかも」と不思議に心地好さを感じたのです。
前へ出過ぎてた分、見えなかったモノが見えて、自分に入ってくるモノも広がった感じがしたのです。
人に対してもすごくすごく大らかになった感じもしました。

そして、もうひとつ。
降ってきたかのように、思ったことがありました。

私はいつからか・・・私のまるまるすべてを見て信じてくれて、「自分はここにいるからオマエは自由に飛びな」って言ってくれるような、そんな存在の人がたったひとりでいいからいてくれたら、私は絶対的に強くなれるって、どこまでも高く飛べるって、そう勝手に思うようになった。そして、探していた。

ひとりで思い描いてたことだったけど、間違ってはなかった。

今までにないくらい安定して、安心していて、自由で素直で、優しく強くいれた。

けど、その存在を近くに感じていないと、ボロボロになってしまう。

まず出逢えたことは本当に感謝で、これからも大切な存在なのは変わらないけど、その人と一緒にいるには今の私は恥ずかしいなって、情けないって。申し訳ないって思ったのです。

その人が私を思ってくれるように、私自身で自分ことをそう思ってあげようと思ったのです。

そしたら、不思議とまたエネルギーが沸いてきて、木の根が広がったかように、また一段と自分が安定された感じです。
前々から知っていた自分のダメな部分もちゃんと見れて受け入れて、まるで今回の声を治すかのように、直すことの方法も見えました。

ちょっと無駄かと思うような時間も過ごしてしまったんだけど、いい時間になったようです。


「今」を大切にすることの意味が深くなった気もします。


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