2025年の記録
久しぶりに彩の国(埼玉県)を散策した時の記録
深谷で1番のフォトスポット・七ッ梅酒造跡。規模は小さいが、昭和レトロ感でいっぱい。
友人の「ガチ中華食べたい!」のリクエストに応えるための西川口が最終目的地。居宅・西川口間の移動は、公共交通機関でも可能だが、それだと終電が早く、夕飲みはできない。という訳で、一泊コースにした。ホテル代、駐車場代、電車賃を勘案して、ベストチョイスが、埼玉県深谷泊となった。
鬼平江戸処は、池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」の舞台である江戸の町並みを再現したパーキングエリアで、東北道羽生PAにある。イミテーションと言えば、その通りなのだが、雰囲気、手軽さは、悪くない。
1月末に千葉県に出張したときに一服休憩での立ち寄り。天候に恵まれ、真っ青な空が拡がっていた。
旧本庄警察署は、1883年(明治16年)に本庄警察署として建てられ、その後、本庄消防団本部、簡易裁判所、区検察庁、本庄公民館、本庄市立図書館として使用された。1979年(昭和54年)から1980年(昭和55年)にかけて、一度解体されたうえで復元された。
深谷商業高校は地元の有力者である渋沢栄一らの努力により、1921年(大正10年)開校した。校舎はフレンチ・ルネサンス様式を基調とした和洋折衷の木造2階建校舎で、1922年(大正11年)に完成、県内で唯一、完全な大正期の木造校舎となっている。2011年(平成23年)から保存修理工事が実施され創建当時の外観である三緑色(淡いグリーン)で復元された。
どうも横長の建物を上手に写真に収められず、いつも悩んでいる。ドローンで、上空から撮影できれば、それなりに撮れるのだろうか。
深谷商業高校の道をはさんで反対側にある河田歯科医院は、1921年(大正10年)建築の旧養蚕伝習所である。(現在もバリバリで診療をしている現役施設)
高校敷地内には、駐車スペースはないと思って、近くの100円ショップの駐車場を利用し、徒歩で向かったため発見した。(高校敷地内に記念館来館者用駐車場あり) ピンク色の板壁が、美しい。
七ッ梅酒造跡には、深谷シネマを中心に昭和建築を利用した「ふっかちゃん横丁」がある。なかなかの昭和レトロ感。規模が小さいものの来場者数も少なめで混雑なくお薦め。(もちろん無料、深谷シネマは、酒蔵跡を利用したミニシアターなので、こちらは有料。)
深谷の玄関口であるJR深谷駅は、東京駅丸の内口を模した赤レンガ造。
七ッ梅酒造跡散策のあと駅前のホテルにチェックインして、深谷駅から高崎線、京浜東北線を乗り継ぎ約1時間で西川口へ。
今回の最終目的地「金豊園」(西川口駅徒歩3分)へ。ワラビスタン在住時代の馴染みの「郷村鉄鍋屯」は、経営者が替わっていたのでパス。ワラビスタン在住の中国人の友人の推薦で「金豊園」をチョイス。基本的に中国語オンリーのガチ中華、といっても、メニューはタブレット写真付きなので、服務員と余計な会話をしなければ、中国語を喋らずとも大丈夫。
翌日は朝から雨、深谷市内で1週間分の買い物をして、一路足尾へ。群馬県旧東村辺りから雪になり、県境のトンネル付近から積雪。それでも、住めば都の足尾に無事到着。
【メモ】
アメリカ大統領に就任したトランプ氏は、就任前に公言していた通りに大暴れしている。25%の関税で、カナダ、メキシコをねじ伏せた。経済力を武器にした恐怖政治だ。開発援助を餌に途上国を蹂躙した中国とやっていることは同じだ。トランプ氏の掲げる“Make America Great Again”って、習近平氏の“中華民族の偉大な復興”と、何が違うのか?
トランプ氏の諸外国を跪かせる恐怖政治の先には、“Make America Great Again”はなく、むしろ逆行する“終わりのはじまり”じゃないのか。確かに目先の経済は、好転するかもしれないが、“Great”とは、リスペクトされる存在でなくてはならない。自国の利益より世界全体の利益を優先させるふるまいがあって、リスペクトされる。「世界の警察官」という言葉は、必ずしもポジィティブなものでないかもしれないが、「アメリカ軍を駐留させるならカネを払え!」は、まさに「それを言っちゃ、お終いよ」である。ディール(取引)からリスペクトは生まれない。見返りを求めない人類愛の先に“Make America Great Again”がある。
先進国で唯一人口が増加し、経済成長を続けるアメリカの原動力は、移民である。異なる文化、価値観をも受け入れる懐の深さがアメリカの魅力でもあった。自身の渡ってきた橋を自ら破壊するような国は、魅力を失う。魅力のない国に移民は来ない。移民を制限しなくても移民が来ない貧しいアメリカへ向かって走り始めて欲しくないな、アメリカ人じゃないけど。
アメリカを象徴するUSスチールの買収問題、その一方の当事者である日本を代表する製鉄会社は、僕が社会人になった頃、日本の産業界の盟主たる気概があった。民間企業でありながら自社の利益の前に日本産業界の利益を考えていた。鉄鉱石や原料炭が高騰しても、それを価格転嫁すれば、日本の輸出競争力が弱まると考え、身を削って耐えた。しかし、時代は、重厚長大から軽薄短小へシフトし、産業界の盟主は、時代から取り残された。その後、身を削る合理化、縮小、合併を経て、力を回復させると、「もっと儲けたい」といった理由で、値上を強行した。その瞬間、「この会社は、(悪い意味の)ふつうの会社になっちまったんだ。」と僕は思った。
自国優先主義に走るアメリカと日本の製鉄会社変貌が、奇しくもシンクロして見えたのは、僕だけだろうか。
旅は続く
過去記事は、
建物の感じが、モノクロ画像がマッチしています。
ガチ中華ですか!!
お値段は、ガチ日本価格ですか??😁
まちがいなく深谷レトロは、現物が良いのでしょう。もし、行って、ガッカリだったらガチ中華をご馳走しますよ。(笑)
土曜日のランチだったら日帰りでも行けるので大丈夫です。遠慮なく、お誘いください。
まさに悪徳不動産屋の発想ですね。国際政治では、品格が必要。彼はエコノミックアニマルですかね。
では、また、ガチ中華店で、お待ちしています。(笑)
郷村鉄鍋屯の経営者が変わってしまったとは残念。
またガチ中華、Zhenさんのご案内で食べたいです!
太平洋の向こうの某大統領は悪徳不動産屋の発想でガザを語るのに呆れ果てました。
そんなやつにおべっか使う我が首相ももっと毅然としていただきたいものです。
早々のコメありがとうございます。
「やきもの散歩道」、知りませんでした。
機会があったら行ってみます。
雪道の写真は、2/1撮影です。
今日、2/8は、大雪警報で出ていますが、今のところ大丈夫です。
寒さは、屋外の仕事でもないし、2、3分のクルマ通勤なので、問題なし。
日本海側の降雪の方が、桁違いでしょう、ご自愛のほど。
では、また。
ふっかちゃん横丁、趣きがありますね。
レンガ造りの煙突。
板張り壁。
間口の広い木戸。
似た風景を見た事があるなと思い出したのが、
愛知県・常滑市の「やきもの散歩道」。
競艇に出かけた折、何度か足を運びました。
県境の雪、撮影のタイミングは分かりませんが、
今寒波はいかがでしたか?
安全を願っております。
では、また。