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【113】建長寺 鎌倉

2008年08月13日 | 【東日本の古刹】
【113】建長寺 鎌倉

住所 鎌倉市山ノ内8
宗派 臨済宗大本山
山号 巨福山
開山 蘭渓道隆(大覚禅師)
本尊 斉田地蔵尊

国宝 梵鐘 絹本淡彩蘭渓道隆像 大覚禅師墨蹟
重文 鋳造五百羅漢像(秘仏) 木造北条時頼坐像絹本著色釈迦三尊像 絹本著色十六羅漢像、絹本著色大覚禅師像 絹本墨画観音像、紙本墨画喜江禅師像 木造北条時頼坐像
備考 鎌倉五山(建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智寺・浄妙寺)

  五代執権北条時頼が蘭渓道隆を宋より招き国内最初の臨済宗禅院となった寺です。蘭渓道隆は、後に京都建仁寺を建立し鎌倉に戻り入寂した。昭和55年にこの地を訪れた折、入門を許可されるための儀式を若い坊さんが行っていました。今と違い静かで、蝉の鳴き声だけが聞こえる中、土間でただただ入門を乞う僧が自分の荷に頭を埋め許可を待つ姿に涼しささえ覚えました。
 巨福山の巨に一点を加えた百貫点と言われている額が総門に上がっている。京都三昧院より移築した総門です。

 建長寺の山門前に円応寺があります。ここ新居山円応寺は、臨済宗建長寺派の開山伝桑田道海で本尊が閻魔大王と言う少し変わった寺です。しかし、閻魔大王を含めて10体の王像が重文にしていされてる名品がずらりと並んでいます。地蔵と閻魔は本来一体ですから、地蔵信仰の強い臨済宗建長寺派と一体な訳です。円応寺は、建長寺の塔頭だったと思われがちですが、実は由比ヶ浜にあった新居の閻魔堂を移転したものなのです。
 冥界の十王とは、閻魔、秦広、初江、宋帝、五官、変成、太山、平等、都市、五道転輪の十王です。また、奪衣婆像もあり死後どうなるのかを分かりやすく解説した像だと分かります。

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