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【060】一乗寺 西国26番

2008年08月30日 | 【西国33ヶ寺】

【060】一乗寺 西国26番

住所 加西市坂本町821-17
宗派 天台宗
山号 法華山
開山 法道仙人
本尊 聖観世音
  
国宝 三重塔 絹本著色聖徳太子及天台高僧像
重文 銅造聖観音立像 2躯 銅造鋳出十一面観音立像 木造僧形坐像 木造法道仙人坐像 全て秘仏

 入山料を払って見上げると、国宝の三重塔が木に隠れて見え隠れする。石段を上がると、本堂の大修理のため三重塔への途中に仮本堂があります。法道仙人が加持祈祷し孝徳天皇の病気平癒がかなったことで、建立されたのがはじまりとあります。
 法道仙人がここ法華山にとどまり、飛鉢の法をもって民衆の救済にあたっていた。空の鉢を飛ばし瀬戸内海を航行する船より供養を求めていたとき、拒否した船頭があった。船に積まれていた米俵が列となり空鉢について行って法華山に飛んでいった。船頭は悔い観音へ帰依し許しを得たとあります。つまり海賊です。
 金銅仏の聖観世音二躯は、写真を見る限り百済観音みたいな感じでどことなく異邦人的な観音様です。


御詠歌

春は花 夏は橘 秋は菊

 いつも妙なる のりの華山

 

 

 

  

 

飛び鉢は 海賊成りや 一乗寺
法華の山に 許す観音


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