サボン（軍鶏）の声を聞きながら

 

　本日ののほほん生活記

2015. １０月２０（火）　AM５時３５　曇り　気温22.7℃　湿度50%　廻る風 6.0 ｍ/ｓ　和風④

　フィリピン気象庁によると、18日未明にルソン地方アウロラ州に上陸し、
同地方北部を横断した台風ランド（24号）は19日朝、
南イロコス州から西フィリピン海（南シナ海）へと抜けた。その後も北イロコス州沿岸沿いに海上を北上。
午後10時現在、同州ラワグ市の西北西45キロに位置し、時速６キロで北北西へ進んでいる。
同庁は引き続き警報２を５州、警報１を９州に発令し、強風や洪水に注意を呼び掛けている。
　日本の気象庁の発表では、同日午後９時現在の中心気圧は９８５ヘクトパスカル、
最大瞬間風速は35メートル。19日午後11時現在、発令中の警報と対象地域は次の通り。
　【警報２】北イロコス、南イロコス、アブラ、アパヤオ各州、カガヤン州北部
　【警報１】ラウニオン、パンガシナン、イフガオ、ベンゲット、バタネス、イサベラ、カガヤン、ヌエバビスカヤ、
カリンガ各州（立田成美） 2015.10.20（マニラ新聞から）

　
　昨日は終日、やや強めの風雨が、吹き荒れたタガイタイでしたが、日付の変わる頃には、収まりましたね、

首都圏マニラの方が、台風の通過点には、近かったので、人口の集中するマニラは、航空機の運休等が、

行われたようですが、住まいや人命に、被害が無かったのか、心配致して、居る処何です。

こんな状態なので、外出控えて、とても動きまわる事も出来ず、好きなお酒を切らしても、パレンケ近くの、

セブン-イレブン迄が、遠く感じじっと我慢の状態でした。（笑）日付の変わる０時ですが、辺りはやっと、

静かに雨音さえも、聞こえませんね、もう直ぐ深夜の、２時ですが、夜更かしのサボン（軍鶏）の啼く時間、

軍鶏と云えば、生まれ故郷の埼玉で、父親が軍鶏を、飼っていましたね、勿論近所の、闘鶏場で、

軍鶏喧嘩を、させるのですが、フィリピンで行われる、闘鶏と違い、刃物を付けませんので、

勝負は長かったですね、子供心にも、色んな勝負の業が在り、好きでしたが、『子供は帰れ』と、

追い飛ばされましたね、この時勝負に、勝った親鶏は、重宝がられ、子孫を増やす為、繁殖の道を、

歩のですが、負けた軍鶏は、され、食べられました。私も好く、食べて居ましたね、

食べさせられたと云うのが正解でしたね、軍鶏肉は、美味しいと、他人は云いますが、あんな噛みきれない、

堅い肉は在りませんね、柔らかで美味しいと云うのは、若鶏の事何ですね、喧嘩に勝つように、育てるので、

身も皮も、噛みきれない程、硬く成るのです。負けると、負け癖が付くと云うので、されますが、

それが鶏の宿命だったのです。m(_ _)m

　私が小学校の、高学年に成った頃でしたが、原っぱで、草野球をしていましたら、近所の農道を、

数珠繋ぎに縛られた一段が、通り過ぎましたね、軍鶏賭博で、逮捕された人達が、警察署迄、

連行されて行くのです。あの時父親は、居ませんでしたが、手入れが在るとの、情報でも、

入ったのでしょうね、その後闘鶏場は、消え去りましたが、大人達の間からも、軍鶏喧嘩の話は、

途絶えられましたね、（笑）軍鶏の啼き声を、心待ちしていたら、古きあの頃の思い出が、脳裏に蘇って、

来たのです。昭和の佳き時代でしたが、あの頃の懐かしい姿が、フィリピンには、残って居るのです。（涙）