ビアノとフルートによるディオユニットは多彩です、
昨年は坂下 文野(piano)+天辰 直彦 (flute) Duo、
AKIKO (flute)+大石 学 (piano) Duoを聞きました。
今回のディオユニットMedusa-メドューサはフランス近代クラッシク音楽が基となっています。
中瀬 香寿子 (flute) 渋谷 次 (Piano) ゲスト出演 清水末寿 (t,sax)
このユニットは2013年より始まり、一時中断されていましたが、今回復活されました。
演奏曲はバッハ・フルートソナタ、プーランク・フルートソナタ、モーツァルト・フルートソナタと
渋谷さんはソナタがお好きなようです。
演奏もクラッシクのタッチで何時ものジャズ演奏とは違います。
中瀬さんのフルートも伸びやかで音色が綺麗です。
心地よい演奏が続きます、渋谷さんのオリジナル曲・イノセントは繊細で、クラッシクならではの音色です。
ファーストセットの最後はバッハ「マタイ受難曲」です、
この曲については中瀬さんの解説に意気込みを感じました。
この曲をビアノとフルートによるディオでの演奏は素晴らしかったです。
セカンドセットも渋谷さんのオリジナル曲を2曲演奏されましたが、
渋谷さんの作曲はクラッシクにおいても独自の優雅な曲作りをされています。
中瀬さんはバスフルートに持ち替えての演奏で重厚な音色を奏でられます。
バスフルートをライブで聞くのは初めてです。
そして本日のゲスト清水さんが入っての演奏です。
1曲目は何時もの「よさこい」ですが、渋谷さんが編曲された「ハバネラヨサコイ」です、
サックスとバスフルートによる響きと音色は深く重く伝わります。
清水さんはどんな音楽世界においても対応されるとのことには改めて敬服します。
ビアノとフルートによるメドューサの多彩なる音楽を堪能できました。