だすけ、せったねかね

新潟の、万年少年?宮ちゃんの、歌って、踊って、ハッピー!ラッキー!レッツ エンジョイ!ミュージック・ライフ!!!

宮ちゃん(宮尾昌成)へなちょこな詩 その27

2019-08-16 05:51:32 | 日記
僕は、生まれつき、色が分かりません
色の区別がつきません
色盲とか色弱とかいうものです
赤は明るい色には見えないし
黄色や白の方が、よっぽど明るい色に見えるし
だから、大事な箇所を赤ペンで、アンダーラインって
ぜんぜん意味分かんなかったし
赤のランドセルと黒のランドセルを間違えて
女の子のランドセルを背負ってしまったこともあったし
グレーとピンクを間違えることがあるし
だから、桜が満開になっても
正常な人に比べたら、ぜんぜん奇麗に見えてないと思うし
子供の頃から、医者にはなれないよって言われたし
顔色も分かんないんだから当然だし
絵を描くときは、クレヨンや色鉛筆や絵の具に書いてある
「~~いろ」の文字をいちいち確認しなきゃ間違えちゃうし
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あれは、中三の美術の時間
色のトーンの授業の時だった
一人一人に、数枚の色紙が配られ
それを、トーンの濃い順に並べてゆくというものだった
クスメイト達は、さも簡単に、できてしまった
ところが、僕は、さっぱり分からない
いくら目を凝らしても、全部、同じに見えてしまう
焦ってしまって、額に汗がにじんできた
そこへ、美術の女性の先生がやってきた
「あ、宮尾くん、どうした?まだできてないの?」
僕は、ただうつむいているだけだった
クラスに、僕の目のことを知ってる女子がいた
その子が、先生に、そのことを、そっと話してくれた
すると、先生は、クラス中に聞こえるような声で
「横山大観だって、色盲なんだよ
だけど、あんなに素晴らしい絵を描くじゃない?
だから大丈夫、宮尾くん、大丈夫だからね」
って言ってくれた
僕は、そんなこと言われて
ますます胸がいっぱいになってしまって
結局、その授業が終わるまで、ずっと泣いていた
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あれから数十年経って
最近、ふと思い立ち、ググってみた
「横山大観 色盲」で、検索してみた
だけど、ぜんぜんヒットしない
そんな記事、一つも出てこない
横山大観が色盲だなんて、嘘だったのだ
先生が、僕を励まそうとして
勇気づけようとして
嘘をついたのだ
僕は先生の嘘をずっと信じていた
先生の嘘のお陰で
僕はずっとずっと頑張って来れた





宮ちゃん(宮尾昌成)へなちょこな詩 その26

2019-08-14 05:19:32 | 日記
小学4年くらいの頃
クラスメイトで、しょっちゅう、
絵画コンクールで入賞する男子児童がいた
だけど、その子の絵を見ても
そんなに上手い絵には見えなかった
「ぜんぜん僕の方が上手いのにーーー」
って、思った
「なんで、こんな絵が?」
って思った
形は不格好だし
そんなに大きくないところが大きく描いてあったり
色の塗り方も、なんだか奇妙な感じだし
だけど、この子の絵だけじゃなかった
雑誌やテレビで紹介されている、いろんな絵画コンクールでの
優秀作品を見ると、やっぱり
「なんで、こんな絵が?」
って思うものばかりだった
一度も入賞できていない僕は
そして、負けず嫌いな僕は
めちゃくちゃ、ムカついた
が、その後、いろんな絵を見ていくうちに
だんだん分かってきた
良い絵って、こういうものなんだ
こういう絵が評価されるんだ
こういう描き方をすればいいんだ
って
芸術って、こういうものなのかなって
少しずつだけど、分かってきた気がした
そして、僕は6年のとき
とうとう、絵画コンクールで入賞することができた
僕の絵は額に入れられ
学校の廊下に飾られた
ところが、ある日の放課後
その廊下を通りかかったとき
クラスメイト達が僕の絵を見て話してる声を聞いてしまった
「なんで、こんな絵が?」



宮ちゃんも、いっちょまえに、お盆です(笑)「いい日旅立ち」

2019-08-13 06:48:32 | 日記
皆さま、おはようございます。
本日、2019年、8月、13日。 お盆です。
皆さま、それぞれ違った形で、違った想いで
この日を過ごされることと思います。
皆さまにとって、有意義で、しあわせな一日でありますように。