12歳になる娘の悩み。⇒父親が子どもっぽいこと(笑)
彼女自身はもう体もだいぶ変わってきて、知識・思考・人間関係ともに順調な(?)発育をしており、心身とも大人の入り口にいるような感じである。
この娘、よく夫と口論するのだが、いつものことと気づかないふりをしていた母であるが、
いよいよ「あかんな」と思うことがあった。
夫とのテレビチャンネルの取り合いがら発展して、
なんでいつもお父さんは威張っているのか、自己中心的なのか、
わがままなのか、聞き分け悪いのか、おぼっちゃますぎ。
どうしてお母さんはそんなお父さんに甘いのか、
自分のことは自分でしなさいというくせに、どうしてお父さんだけやってもらえるのか、
大人のクセに、子どもに譲ることも知らないで。
と、えらい剣幕。
多少子どもらしく手前勝手でもあるけれど、主張そのものはまったくそのとおりだと、よくぞそこまでしっかり育ったと、
一方では満足しながら、こりゃーめんどくさいことになったなぁと、思いもする。
一番いいのは、娘にピシャっと言われて、夫が大人になってくれることだが、
私が結婚以来13年もそうなってほしいと願い続けている(働きかけ続けたが、進歩がない)ことが、いまさらできるようになるのかは、深い深い謎であり、そこへ期待してもあかんで~と、助言したくなる。
実際、娘のほうが成長が早く、早々に夫を追い越して大人になってくれるのだろうし、
まごまごと子どものようなお父さんにつきあって喧嘩してても時間の無駄じゃ
と思うが、まぁ納得しないよね。
もうこのごろは、夫はこういう人でもう成長しないし、期待しても無駄だ。
と頭の隅に追いやろうとしてきたが、娘のほうでそれをまた引きずり出してきた感じなのだ。
母としては、もし娘が起爆剤となって夫が少しでも大人らしく成長してくれれば
願ったり叶ったり。ですが、その労を娘にとっていただくのは…ありがたいけれど、
おい、パパ、自分で成長せぇよ!!ともどかしくもある。
そして娘が余計な苦労をしているような気もしてちょっとかわいそうというか、つらい。
世の中の男はみんなこんな感じ?!
その昔田舎の跡取り息子と何もかも回りに世話を焼いてもらい買ってもらい甘やかされた結果の横柄で自分一番な態度が、
今の時代を生きる娘たちからダメ出しを食らっている。
それも当然。
娘たちには経済的にも人間的にも自立することを願って子育てしてきたのだから、
学校の宿題を忘れたり、忘れ物をしたりすると「母親が用意してやらないからだ。お前が悪い」と私を責めるような姑に育てられた夫が、
娘とうまくいかなくなることは、ほんとうに当たり前のことなのだ。
娘と夫との戦いは始まったばかり。
夫のことは一方でもうしょうがない
とあきらめていても、
やっぱり娘を応援したいし、娘がもし、少しでも夫を大人にしてくれたなら、
本当に感謝しないといけない。
長女、次女、三女。
夫も3度くらい繰り返しダメ出しされりゃ、少しは成長してくれるかなぁ。
すまんね、娘たち。