ココロ散歩道

心理士の何気ない日記です 
sakurajuku-takanohara.jimdosite.com

からだのこと

2021-06-23 08:45:43 | 日記
昨年度後半からもうひとつ体力が続かない日が増えたような気がする。
今年度は少し仕事を減らして、対応中。

気持ちの面も揺れやすく、長年鍛えたはずではあるけれど、
「自分の気持ち管理」が難しいときがある。

生理周期と重なってそれは来るように思っている。(そういうことにしている)
この一年かけて、28日周期だったものが、22日くらいでまわることが多くなった。
生理の次の排卵が、早まっているように感じる。
生理前の不調や排卵期の腹痛は三女出産以降、はっきりと感じることが多くなった。
女の体は月に支配されている。ってしみじみ、思ったものだ。

最初はどこからくる不調かよくわからなかった。
数年不調が続いてわかった。

生理前には体が鬱の方向に傾き、気持的な落ち込み感とともに、
たいしたことない体の不調も連動して続く。
生理が始まると生理痛はあるけれど、気持的にはすっきりとする。
それもつかの間、5日目くらいにまた少し不安定になり、
一度少し持ち直すが10日待たないうちに排卵の準備に入るように思う。
生理中、体は緩む方向になり、食欲はあるが、少しおなかを下し気味になる。
睡眠も過眠傾向。

排卵期は体は締まる方向になり、食欲が落ち、少しおなかもつまり気味になる。
気持ち的にもまた生理前とは違ったイライラとした感じになり、
喧嘩しやすくなる(家族よごめん)。
睡眠は短くなり、頭が冴えて眠れない感じになる。

ここ10年ほど婦人科で漢方と入眠剤、もしものときの軽い抗不安薬をもらって対処している。
診断はPMSということだ。月経に伴う不調に上手に使ってね、と言われている。
漢方は「来そうだな」というときにだらだらと飲んで、
西洋薬は症状のある時のみお世話になっている。
(抗不安薬は実はほとんど飲んだことがないが、お守りみたいに持っている。)
だいたいコントロールできる感じになってきたが、
毎年春先と秋にはこの波が大きくなるように感じている。

そして昨年から悩まされているのが、たぶん更年期。
周期が22日になってきたのがまずもって困っていることだ。
4週間周期が3週間周期になるということは、
生理と排卵の感覚が短くなって、不調が連続して起こるようなことになる。
生理の後のすっきりとした日がまるごとごそっと持っていかれて、
生理前不調ー排卵期不調ー生理前不調ー排卵期不調
と、なんだか休む暇なく不調が連続している感があるから、とてもいやだ。

若いころは生理と排卵の間にすっきりとした時間、
排卵と生理前の間にも落ち着いた時間があったように思っている。
だいたい生理前の気持ちの揺れも自覚することもあまりなく、
排卵期の今は耐えがたい排卵痛も、若いころはほとんど感じることがなかった。

若いということは素晴らしい。
長女は今年20歳。はち切れそうな生命力で物事に向かう姿を
とても眩しく思っている。

年を取るということは、こうして少しずつ、重なり合った紙をはがすように
全体的にちょっとずつ薄くなっていくようなことなのだなあと実感する。

それでも透けるような美しさもあるのかもしれない。
削ぎ落されて美しいものだけが残っていくような老いにしていきたい。

そういえば最近は、いろいろなものにたいする執着というのが、薄れてきたようには思っている。
自分が大事だと思うことが年々はっきりとし、物を捨てられるようになり、
子育ても仕事も、家事もちょっとばかり要領よくなってきたように思う。

きれいなおばあちゃんになりたいな。
容姿の衰えは必然だけれども、
心映えの美しさや懐の深さは負けないように、
いつまでも精進したいなって、思っているのだ。

まだまだ修行中。夢は魔女です。(西の魔女のイメージ。)
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子育て記(中学生、次女)

2021-06-21 13:32:29 | 日記
娘のこと。

中学生の娘が、ややこしい。
小さいころから過敏で育てるのにとても手間がかかった。
利発で、絵やアートを好み、周りをよく観察し、人が見過ごすような小さなことにも
よく気が付き、私はこの子に対して、ちょっとごまかすとか小さなうそをついたりということも、ほとんどできなかった。
そして、本当に傷つきやすく、自分はもちろん人がこけるとか、おこられる姿にまでドキドキおびえて傷ついていた。
そのくせ、妹に浴びせかける暴言は私が傷つくほどで、本当に手厳しい。(感性の非対称。)

いくら発達や心理を勉強してきても、母というのは、どうしようもなく悩むし、
どうしようもなく愚かで、ストレスフルなものだ。

単にテスト前だからかもしれないけど、
週末はずっとやる気がしない。やる気がしない。
と言い続けていた。
そして、「どうにかして」。
「自分はこんな自分がきらい。」
「もう浪人する」
「もうがんばらなくてもいい世界に生まれ変わりたい」
「学校なくて何にもせんですむ世界に行きたい」
「なんでこんなに窮屈な世界におらなあかんのや」
…(∞ループ)

そうかそうかと一生懸命聞こうとするけど、
母としては「なんでこんな(いちいち悩むような)ヤツに生んだんや」「なんでこんな世界に生んだんや」
と言われるととてもつらい。
毎日毎日一生懸命育ててきた子が
「自分のことが一番嫌い」
と言うのにもとても悲しい気持ちになる。

なんか昨日は、朝からずーっと同じことを聞かされ、
当の本人は四六時中視界のなかにいてゴロゴロしっぱなし、
せめて目の届かないところでやってほしい、ひとりごとしててほしい
と思うけど、やっぱり母の前に来てうだうだと言い続ける。

わかっているのだ、やらなくてはいけないことは。
でも、やらなくてはいけないことを、たくさん作りすぎている。
と感じる。
先輩にいい顔しなくちゃ、提出物は提出しなくちゃ、
先生にも怒られないように、友達にも嫌われないように。
妹のことも腹が立つし、気になるから、いっぱいあれこれ言ってしまうし。
そのせいで家でもイライラしてなんだかうまく休まらない。

本当は、やらなくてはいけないことは、
そんなにないのにね。
気を使うことや、怒られないことは、そんなにやらなくてはいけないことか?

自分にとって大切なこと、大切な人には気をつかったらいい。
ぶつかってもたくさん話をして関係をつなぎ、大事にするといい。
でも、人生で通り過ぎて、大人になったらたぶん全く覚えてもいない人に、
今そこまで気をつかうことはしなくてもいいんじゃない?とか。
この関係がしんどいのは今だけだ。今が過ぎれば楽になれる。
って、通り過ぎていく台風みたいに考えられないものだろうか。

妹は本当は大切にしたらいいと思う。
でも今腹が立つのも理解できる。
だから妹はいい。うっとうしいと思ったら、できるだけ交わらないようにしておけばいい。
どうせ、簡単に切れる絆じゃない。
大人になってからゆっくりいい関係を作ることだってできる。

全ての関係に足をすくわれていちいち気をつかい、気になって、いちいち腹をたて、
いやな気持ちに自ら落ち込んで、なかなか浮き上がれない。

それを自らの殻の中で対処することもできず、
近しい家族にぶつけてしまうという、本当に子どもらしいやり方で
今の台風を切り抜けようとするから、本当にやっかいだ。

子どもだから仕方ないのかな…
思春期だからこんなもの。
自分の半分しかまだ理解できてないから、余計にね。
まだまだ自分はブラックボックス。
ぼんやりとした自分に自信が持てないのも仕方ないのかな。

と自分に言い聞かせ、そう思いながらも、
イライラと湧き出る感情は行き場所もなく。
そして書き留めることで何とかここから距離を取りたいと思っている、
私(母)である。

今日はオフ。
もう、猫でも撫でて、昼寝します。
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