モンテーニュ曰く、
世の中には愚かさの極みと言えるようなことがたくさんあるけれど、その中でも最も広く行き渡っているのが名誉や栄光への関心である。
我々はこのことにこだわり、富や心の安らぎや生命や健康など、現実的にして実質的な幸福を捨ててまで、この虚しい幻影を、実体もなく、つかまえることもできない、名声という単なる言葉を追い求めるのだ。
名声は甘い声によって、うぬぼれた人々を魅惑するし、いかにも素晴らしいものに見えるけれど、それはこだまするだけのもの、ただの夢にすぎない。
いや、それは夢の影にすぎないのであって、風が少し吹いただけで、どこかに消えてなくなってしまうのだ。
(タッソー「解放されたエルサレム」)
般若心経と同じだね🐮
日本人は仏教が最高だと思っているし、
西洋人はキリスト教が最高だと思っているが、
哲学者はみんな似たようなことを考えてるだね🐷
名声や栄光のために哲学や宗教を勉強した学者達は、釈迦の弟子やプラトンの言葉を丸暗記して、それで名声や栄光を得て満足しているしにゃ🐱
愚かさの極みだとも知らずに🐶
スパルタ王のテオポンプスは、
「お見事なる統治のゆえに、国家も安泰なのですぞ」と言われて、
「いや、むしろ人々の服従の仕方が見事だからだ」と答えたという。
ぎゃはは〜(^∇^)
実にお見事なる答え方ですぞ )^o^(
「皆様のおかげです」などと謙虚ぶったことをぬかしているうぬぼれジジイに聞かせてやりたいでちゅね🐹