Life Goes On

by Madonnalily

Philosophia

2023-10-10 07:02:42 | 日記
人間はどういう人柄を身につければ幸福になれるのだろうか?

その質問自体が不幸の始まりですね🐰

そもそも人柄ってのは身につけるもんじゃないし。
〇〇な人柄になれば幸福になれると信じて必死こいて身につけたとしても、それは本当の幸福とは言えない。
仮衣装を纏って王様気分に浸っているようなものだ🫎


アリストテレスの考えは今を生きる私たちにも驚くほど刺激を与えます。

与える与える🐼


ではまず、ニコマノス倫理学のクソ情報から見ていきましょう。
古代ギリシャの都市国家・アテナイ。
アリストテレスが哲学を学び始めたのは17才の時のこと。

ミィはこの世に生まれたその日から学び始めたです🐹


師匠プラトンのもとで20年ほど学びました。

よほど出来の悪い生徒だったんやね🦩


その後アリストテレスは自らの学校を作りました。

こんサルめが🐀
教え魔になれば幸福になれるとでも思ったんでしょうか?🐁


人々に教え、共に議論をする。

それでメシ食ってたと?🐛


生涯に550巻もの著作を残したと言われています。

ARIGATA-MEIWAKU🦋


倫理学の原点と言われる「ニコマノス倫理学」。
今も哲学を志す人々が必ず手に取る一冊です。

志してる時点でもはや哲学とは言えない🐌


哲学とは、
人生、世界、事物の根源の在り方・原理を理性によって求めようとする学問。
また、経験からつくりあげた人生観。

つまりこの世界に生れ落ちた瞬間から哲学は始まっているのです🌻

17歳から学びはじめた奴ほど学校を作りたがるものです🍄



philosophia(=知への愛)の訳語。
「哲」は叡智の意。

知への愛を志す東大生っていったい・・・

ギリシャ哲学とアドラー哲学を丸暗記した岸見一郎でも目指してんのかいやwww


やる気が出るのは、この本が今から古びたりとか、無意味になったりすることってあり得ないわけじゃないすか。

はあ?🐟

最新刊は読んでみたら、もしかしたら5年後に時代に合わなくなっちゃってるかもしれないけど、これに関しては、その心配はないからきちんと読み解きたいと思いますね。

哲学もへったくれもないな、こんバカは🐳


2000年読み継がれてるんだから、このあともきっと、ずっと読み継がれますよね。

伝統固執教のおじさんらが必死こいて守り続けるからでしょ🦘
しかし3000年続いたものが突如として消えることもあり得る。
新しい風が入ってくると古びた風は消え去る運命🦒

大型恐竜の時代は終わりや🦕
今は微生物の時代。
これまで誰も見向きもしなかったような、存在さえ知られていなかったような小さな者たちが注目されています🦚



倫理学には二種類ありまして、
一つ目はドイツの哲学者カントが提唱した義務論的倫理学。
「~すべきだ」という義務や「~してはならない」という禁止に基づいた倫理学。

二つ目はアリストテレスの幸福論的倫理学。
どうすれば人間は幸福になることができるのかという観点から人間のことを体系的に考えていく。


伊集院
2000年前も今も、そんなこと知りたいですね。
だから古びれないのかなとは思いますね。

逆に言うと2000年経っても人間はどうすれば幸福になることができるかを知らないってことですよね😿

知らないというより知りたくない。
戦争しても幸せになれないと知っていても戦争をやめられない。
受験戦争に勝っていい大学に入ったからといって、必ず幸せになるとは限らないと知っていても、
とりあえず戦争🪖



あらゆる技術、あらゆる研究、同様にあらゆる行為も、選択も、すべてみな何らかの善を目指していると思われる。それゆえ、「善とはあらゆるものが目指すもの」と明言されたのは適切である。


なぜ勉強するの?

大学に入りたいから。


なぜ大学に?🐣

大学に入ったら専門知識が身につくでしょ。


なぜ専門知識を?🐥

専門知識があったら就職しやすいから。


なぜ就職したいの?🐇

お金を稼いで仕事も頑張って・・・


そんで?🦦

そうだなぁ・・・
立派な社会人になる。

つまんねえヤツだなあ🦥


私たちは何か価値あるもの、「善」を目指して行動している。

それって承認欲求ですよね🐇


その行動の目的を明らかにすることが大切。

承認欲求が善か悪かってことではなく、
自分の目的に気づいていることがめちゃんこ大事ですね☃️



「ちょうど弓を放つ人たちのようにして目標を定めることによって、我々は成すべきことを一層よく成し遂げることができるのではないだろうか」

つまり最終的な目標を決めておいた方がいいんじゃないかと言ってるんです。
じゃあその最終的な目標って一体何でしょう。
実はそれこそが幸福だとアリストテレスは言うんです。

なんかアドラー心理学の目的論に似てますねʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
嫌われる勇気によく似ている。
あのおっちゃん、アリストテレスとアドラーを足して2倍にしたんちゃう?ʕ•ᴥ•ʔ


目的は一つだけ存在しているのではなく、連鎖して存在しているという風にアリストテレスは考えます。
その際にじゃあ永久に連鎖していくのかというとそうではなくて、最終的にこの目的とされる究極目的と言われるものがある。
それが幸福になるということだという風にアリストテレスは考えています。

「幸福になる」は手段にはならない。
最終的な目的になる。

ハイ論破!
幸福になることは手段になり得る。
人々を幸福へと導くために、まず自分が幸福になってみるという方法もある。
てゆうか不幸なジジイが国民を導こうとすること自体がナンセンスでんがな🦏


大金持ちになるとか社長になるとか、
そういうのは幸福と言えるんですか?

そうですね。
アリストテレスはけっこう常識的なことを大事にする人なので、お金を稼ぐとか社長になるとか、それはそれで大きな意味があるという風に考えます。
でもお金を稼ぐことによってどうするんですか?とか、社長になってどうするんですか?という問いは十分可能なわけですよね。

幸福の構成要素には「お金を稼ぐ」とか「社長になる」ことは入るが、幸福そのもの、幸福全体にはならない。
という風にアリストテレスであれば答えると思います。

それって一般凡人の答えですよね🐕


様々な善いものに関してもまた、それらから多くの人々に災いが生じてきたところを見ると、何か同じような変動が認められるであろう。
事実、これまでに富のために身を滅ぼした者もいれば、勇気のゆえに破滅した者もいるからである。

勇気や富というのは常にどんな場合においても善いものだとは言えないというわけです。

誰もが知っとるがな🐈


すなわち、たいていの場合にあてはまる事柄に関しては、そのような性質の事柄から論じて、そのような性質の結論を導くことができるならば、我々はそれで満足すべきなのである。

やっぱ一般凡人だわ🦙


例外的な事があるからといって、それにとらわれる事なく、大抵の場合に当てはまるという次元でゆらぎのある人生をバランスよく捉えていく。

なるほど。
何かやっぱり、倫理のイメージ全然変わっちゃったな。
これがいいことなんだから絶対やれって、これが絶対正しいみたいなイメージがすごくあったんで。
全然そんなことは言ってないですね。


こやつ完全にやられてますぜ、だんな🤖

盆栽の中の盆栽でんな🎃

時代遅れの古びた盆栽。
天然記念物。
逆に絶滅危惧種といっても過言ではない👽


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