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岐阜の大垣から第三セクターのレールバスに乗ること1時間、終点の樽見には歴史のある樹齢1500年をこえる薄墨桜の巨木がある。
昨日、久しぶりに友人と残りの青春切符を使って出かけた。
私がこの桜のことを知ったのはずいぶん昔のこと。
毎日新聞の日曜版に宇野千代さんが執筆していた「生きていく私」でだ。
枝は朽ち、花も少なくなり枯死寸前のこの巨木を、彼女が援助して樹医が根を接ぎあらゆる手当てを施して再生させた。
宇野千代は超一流の男たちと恋の遍歴をした一流の女だ。彼女にとって桜はただの花ではなく命だったのかもしてない。
10年以上前に訪れた時は、色も白っぽいくて薄墨色ってこういうのなんだと思った。
昨日はまさに満開。例年より少し早い。ここにも温暖化の影響なのだろうか。
見違えるように艶やかにピンクに咲き誇り大舞台で女優が衣装を広げたようなすごさだった。
以前にはなかった大きな柵に守られて根を踏まれることもなくこんなに元気になったんだとうれしかった。
天気が下り坂で迷ったけど出かけてよかった。帰りに列車に乗り込むと雨が降り出した。
90過ぎて「私死なない気がする」と「生きていく私」の中でおっしゃった宇野千代さん。
私は「ボケていく私」のような気がするな~~
昨日、久しぶりに友人と残りの青春切符を使って出かけた。
私がこの桜のことを知ったのはずいぶん昔のこと。
毎日新聞の日曜版に宇野千代さんが執筆していた「生きていく私」でだ。
枝は朽ち、花も少なくなり枯死寸前のこの巨木を、彼女が援助して樹医が根を接ぎあらゆる手当てを施して再生させた。
宇野千代は超一流の男たちと恋の遍歴をした一流の女だ。彼女にとって桜はただの花ではなく命だったのかもしてない。
10年以上前に訪れた時は、色も白っぽいくて薄墨色ってこういうのなんだと思った。
昨日はまさに満開。例年より少し早い。ここにも温暖化の影響なのだろうか。
見違えるように艶やかにピンクに咲き誇り大舞台で女優が衣装を広げたようなすごさだった。
以前にはなかった大きな柵に守られて根を踏まれることもなくこんなに元気になったんだとうれしかった。
天気が下り坂で迷ったけど出かけてよかった。帰りに列車に乗り込むと雨が降り出した。
90過ぎて「私死なない気がする」と「生きていく私」の中でおっしゃった宇野千代さん。
私は「ボケていく私」のような気がするな~~
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