百字ノート 「いただきます!」
食事の前、手を合わせて「いただきます!」と言う。食べ物を作ってくれた
人への「ありがとう」、日々の糧(かて)を与えてくださる神さまへの「有難う
ございます」の気持ちをこめて。さらに、というより、これが根っこなのだ
が、「尊い命を頂戴します」という気持ちで、豚や牛や野菜などへ「イノチを
いただきます。本当にほんとうに有難う!」と、そう言うのである。
〈戦争〉平気です
ころすことは平気です、
蚊や蝿やゴキブリなんかは。
スキッとさえします
ころすことはチョットいやです、
いも虫やクモやみみずなどは。
自分の手や足がクチャっとします
ころすことなどトンデモナイです、
小鳥や猫や犬たちは。
考えただけでゾッとします
でも魚、豚、鶏、牛
それらは平気でころします
ウマイウマイと食べます
そうです
ぼくらは平気で殺すのです、
ニンゲンでさえ 平気で。
★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。
人間は「人の間でいきる」存在なのに、「人と人との間をさく」ことも平気でしでかします。高尚なことを望む魂があるのに、おぞましい罪を犯してしまう存在でもあるのです。