能登半島地震・エール
1 災害ボランティアー他人だけれど…
「他人だけれど、あなたの幸せを気にかけているよ」という気持ちで災害ボランティアをしています。
声高にならず、むしろ静かに、その人は被災地に関わっていた。
声高にならず、むしろ静かに、その人は被災地に関わっていた。
「寄り添う」という言葉が胸張って使われているなか、「他人だけれど…」という距離の取り方に、つつましい、けれど奥深く、優しい心の有り様を感じずにいられない。
2 福祉ーお金・時間・理解・拍手
福祉はお金も時間もかかる。けれど、お金が出せない人は時間を出してほしい。お金も時間も寄付できない人は、福祉を理解してほしい。
そして福祉に力を注ぐ人に拍手を送ってほしい。それだけで十分な福祉だから。
―長い間私財を投じて物資を届けたり、炊き出しをしたりなど、地震の被災地支援を行ってきた人が、淡々と語った。
そして福祉に力を注ぐ人に拍手を送ってほしい。それだけで十分な福祉だから。
―長い間私財を投じて物資を届けたり、炊き出しをしたりなど、地震の被災地支援を行ってきた人が、淡々と語った。
「自分は直接に支援できなくても、支援する人に拍手を送る、という福祉への参加がある」、わたしもまた、その人からエールを貰った気がする。
3 祈る者としてー私にできること
冷たい雨に叩かれ大雪に閉ざされている北陸のため
天を覆(おお)うフタがかかるよう 祈る
灯りが照らし水がほとばしるよう 祈る
仕事の音が響き、子どもたちが笑い、慰めの歌が心に沁みるよう祈る 北陸のため
★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)
★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。