祈りを、うたにこめて

祈りうた(日向ぼっこ  現代詩・現代短歌・現代俳句など)

現代詩・現代短歌・現代俳句など

 

 

恋歌ではじめた歌人 還暦をとうに過ぎても老い楽うたう

 

上の句と下の句つなぐ臍(へそ)は何? 恋歌だけのその細腰の

 



「寄り添うよ」「ひとりじゃないよ」なんて言う 君の棺にどくだみ飾ろう

 

にんげんも一皮むけばフレッシュなヒトになれるか人参のごと

 

 

五音とか七音とかで都合よし 令和のうたに映(ば)えるカタカナ

 

 

原点は君の優しさやわらかさ 五七五で勁(つよ)く生き抜け

 

 

詩人とは書いたその詩を生きる人 奇をてらわずに真実を吐け

 

 

●ご訪問ありがとうございます。

 文学を志すひとたちの一部に「言葉で自分や社会を探る」より「見かけの言葉のわざを競う」傾向の人たちがいます。社会性ももたず、実存への関心もないようです。
 一方で、生活をうたい、人生を追い求める人たちもいます。私はそのような人たちの作品に心惹かれます。

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