なかなかレヴューを書くコトが出来ないので、こーいう方法をとることにしました。
レヴュー待ちの盤を、毎日1枚紹介する。文章の長さは、その時の筆の走り次第という、あまりに投げっぱなしな感じで(笑)
というわけで、今日の1枚は
山沢大洋 presents
『music tree』
2008/1/23 リリース
コロムビア・ミュージック・エンタティンメント
COCP-34572
作曲家、山沢大洋氏が豪華なゲストと共に作り上げた珠玉のポップアルバム。
氏自身もヴォーカルを披露しています。味があって好きです
前半は殆ど、作曲・山沢大洋+編曲・武藤星児というパターンで作られていますが、この組み合わせは“木村カエラ”の大名曲「happiness!!!」でお馴染みのコンビ。否が応にも期待は高まります(笑)
あ、あと「happiness!!!」のピアノトリオによるジャズインストも収録されてます。
実際、カエラちゃんとDEPAPEPEが参加した「birdie」という曲は、初期カエラサウンドを彷彿とさせる実にポップで軽快なロックチューン。
個人的には、こーいうカエラちゃんが一番好きです。
後は、やっぱガールズポップ系がイイね。
山本朝海が歌う「ヘリオトロープ」とか、依布サラサの「Baseball Life」とか。
朝海ちゃんの曲は、もしかしたらアルバムの中で一番好きな曲かも。
あと、サラサちゃんの声はホントに素晴らしい。それから、この曲の歌詞を書いてるんだけど、天賦の才を感じます。
他の参加メンバーは、岡村靖幸や夏川りみ、椎名純平、近藤房之助など。
作詞にはリリー・フランキーやRie fu なんかも参加してます。
バックの音も、ドラムが基本的に佐野康夫さんで、安定感が流石。
このアルバム聴いてて思うのは、ポップスの楽しさってこーいう感じだよなぁ・・・ってコトです。色んなタイプの曲が、それぞれイイ具合に主張しながらひしめき合っている。決して押し付けがましくなく。
その辺が、職業作曲家の真骨頂かと思います。