日本グルーヴチューン振興会

一言感想集パート3

dorlis『Swingin' Street 2』
ドーリス2枚目のフルアルバム(メジャーでは1st)。全編気持ちいいラテンスウィングだけど、少し漂う“淫靡さ”“トゲ”がココロに引っかかりを残す。「八重芯」「恋のポリグラフ」といったテンポ早めのナンバーが好き(シークレットトラックの「八重芯」remixは、絶品!)ですねぇ。

Lamp『木洩陽通りにて』
この、ランプというバンドは私が世界一好きなバンド“モダーン今夜”のレーベルメイトなのだが、知ったのは別方面から(笑)でも、トランペットのヤスくんやパーカのりゃんぺいさんも参加してます。若いのに、古典に対する造詣が深く真摯に音楽に取り組む姿勢がヒシヒシと伝わってきて気持ちイイです。ママレイド・ラグやサニーディ好きにもおススメですが、ポップセンスの高さといい男女ヴォーカルの気持ち良さといい、私は“21世紀のシュガーべイヴ”になれる逸材と評価します。

Mellowhead『MELLOWDROME』
元(と言ってイイのか?)プレイグスのVo&G、深沼元昭のソロプロジェクト:メロウヘッドのメジャー2ndアルバム。宅録(言葉が悪いか?…笑)とは思えぬスケールで描き出すポップでモダンなアダルトロック。メロディメイカーとしても評価しますけど、コレの購入のキッカケは上京した時に偶然出くわした“新宿タワーレコード”のインストアライヴ。ギターのフレーズと音色にノックアウトされました。1曲目「Louder」のギターなんか、もぉ最高!!佐野元春、及川光博、片寄明人、キタキマユとゲストもイイ感じです。

NONA REEVES『透明ガール』
タイトル曲以外はライヴが4曲も入って1200円。お得なマキシシングル(笑)なんといってもタイトルナンバーがスゴイ!ポップでフックの効いたメロディもさるコトながら、参加メンバーの豪華なことったら(笑)元シンバルズの矢野博康と土岐麻子、前述のメロウヘッドこと深沼元昭、グレイト3の高桑圭、とまぁ“J-POPの職人大集結”みたいな(笑)もちろんライヴの4曲もクォリティ高いです。

Nostalgic-Scopes『TWO-FACED』
サウンドメイカーの男性と女性ヴォーカルという、ありがち(失礼)なユニット。知ったキッカケは、師匠(笑)であるサイト“ガール・ドット・ミュージック”の掲示板に、ヴォーカルの美也子さんが書き込みしてるのを見てのコト。80~90年代J-POPやAORのテイストって書いてたので「あぁ、ツボついてるなぁ」なんて思ってサイトで試聴してみたら「お?ええ感じやん」となったのです。実際、いいメロディ個人的ツボを刺激するサウンドメイク、このテの音楽のヴォーカルとしては珍しく“粘り”と“クセ(イイ意味のアクと言ってもイイか)”が印象に残ります。「拙きモノ」「スクランブル」のメロディラインはホントに気持ち良くて好きです。
     


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