つるうちはな、というシンガーソングライターがいる。
何度もブログにレヴューを書いたし、ライヴレポも4回くらい書いたから、知ってくださっている方もいると思いますが。
彼女との出会いは、2005年の暮れのこと。
ライヴ会場で売っていた、手作り感がハンパないCD-Rを入手した時に始まる。
そのメロディメイカーとしてのポテンシャルに驚き、鍵盤で紡ぎだすフレーズのフックに虜になったのを昨日の様に思い出す。
5年以上の時が流れ、彼女は未だにインディーの世界にいる。
それは、決して彼女の曲のクオリティの問題ではない。
彼女の楽曲より酷いのなんて、メジャーシーンに山の様に転がっている(苦笑)
まぁ、聴き手を選ぶ可能性は否定できない。
好き嫌いが如実に出るタイプかもなぁ・・・とも思うし。
しかし、個人的にはこの国のガールズポップにおける最重要人物の一人。
彼女が音楽活動をしている限り、この国のガールズポップの未来は明るいと信じて止まない。
とにかく、フックが効いたキャッチーでポップなメロディを書く。
その才能に関しては太鼓判を押す。
私の琴線に触れまくる。
そんな、つるうちはなという才能がアルバムを出す。
フルアルバムというヴォリュームでは初めてのアルバム。
名前を冠したタイトルからも、その気合いが感じられる。
発売日は2012年1月11日。
『つるうちはな』
レーベル:HANNAH RECORDS
DQC-834
収録される曲のYouTubeを貼っておきますので、良かったら聴いてみてくださいな。