今日の1枚は、タイトルどおり“奇跡”のコラボ作品
つじあやのとBEAT CRUSADERS
「ありえないくらい奇跡」
2008/2/20リリース
ビクターエンタテイメント(スピードスター)
VICL-36303
つじあやの、というシンガーはウクレレ弾き語りという極めてパーソナルな一面を持ちながら、色んなタイプのミュージシャンとコラボするというコトでも知られています。
その例が一番顕著に出たのが2005年にリリースされたアルバム『CALENDAR CALENDAR』ではなかろうか?と思っています。
1曲ごとにプロデューサーを変えて1枚のアルバムを作るという手法は、どんな相手とでも自分の軸が揺らがないという強さとヴォーカルの持つ力を見せつけてくれた様に思います。
そんな彼女の今回のお相手は(笑)、孤高の覆面ロックバンド“ビート・クルセイダーズ”
あやの嬢が作った、ポップでハッピーなアップチューンを彼らがプロデュース&アレンジで料理しています。
シンプルながら力強いバックトラックと絶妙のバランスで溶け合うウクレレ、ビークルの技量の確かさが伝わるコラボレーション。
そして、カップリングにはなんと“ダンス★マン”によるリミックスヴァージョンが収められています。コレもある意味“ミラクル”な組み合わせ。
ジャンプマンのカッコいいギターと、ダンス★マンによる打ち込みとベースが否が応にもグルーヴを増幅する。
実は、このリミックスの方が私好みだったりします
そして、何よりも感じるのは彼女の歌声の芯の強さ。
実に存在感のあるヴォーカルは、本当に素晴らしいと思うのです。