出身地もキャラクターも違う女の子4人のガールズユニット、Missing Linkのメジャーファーストアルバムがリリースされた。
インディーの時からYANAGIMANがプロデュースを手掛けてて、グルーヴィなヴォーカル&ラップを聴かせてくれる、個人的に押してるグループなのです。
このテのガールズユニットは、アイドル色を強調するか、クラブ/フロア系の本格志向に行くモンだと思うんですが、彼女たちはバランス感覚が絶妙だと思うのです。
ちゃんと、ポップフィールドで可能性を探って、広げている。
そして、何といっても4人が歌うコトを心底楽しんでいる感じがヒシヒシと伝わる。
8曲入りのアルバムですが、インタルードとアウトロがあるので、実質6曲。
この6曲が全部良い感じに仕上がっているのです。
1曲目は、ファーストシングルのカップリングだった「Party Tune」
彼女たちの魅力全開のアッパーグルーヴです。
ラップがそれほど好きではない私も納得のナンバー(笑)
2曲目の「ひとりぼっちの夜に」は、柔らかいラガテイストのミドルスロウ。
彼女たちのヴォーカルが実に気持ち良く耳に纏わりつく。
3曲目の「ラブ?メリーゴーラウンド」は、圧巻のハイライトナンバー。
奥田健治のカッティングとエリック宮城のトランペットが素晴らしくグルーヴィなパーティチューン。トロンボーンが中川英二郎でテナーが鈴木明男というのもポイント高し。
バックトラックの切れ味に負けない、シャープなヴォーカルとラップが大好きです。
「Good Day」はケツメイシの大蔵のペンによる楽しい1曲。
カリビアンな曲調は理屈抜きでお祭り騒ぎな感じ(笑)
「Girl」はエイジアエンジニアと彼女たちが作った曲。
哀愁漂う切ないメロディが印象的なミドルグルーヴ。
Missing Linkの表現力が感じ取れる1曲になってると思います。
ラストを飾るのは、遊び心満載の「合コンSOLDIER」
ハードでカッコいいトラックに乗せて、合コンの内幕を描く彼女たちが書いたリリックがファンキーです(笑)
これからがますます楽しみだなぁ、と素直に感じる1枚になりました♪