いやぁ~やっぱりレヴューって勢いなんだなぁ・・・・と、つくづく思います。
ファーストコンタクトの印象を勢いで書く方が、書く気になるんだと感じました。
今日は、そんな1枚。
空気公団
『メロディ』
2008/11/28リリース
オフィスフワリ
KKFS-01
空気公団、約3年ぶりのオリジナルフルアルバムです。
去年の年末に出た『空気公団作品集』で、10年の活動を一旦総括した感があり、このアルバムでどんな展開を見せるかと思いましたが、やはり根っこの部分は軸がぶれない。
素晴らしくココロに染みる1枚です。
ヴォーカル&コンポーザーの山崎ゆかり嬢の紡ぐメロディは、シンプルながら飽く迄ポップに美しく気高い。
そして、アルファ波でまくりの声に魅了されます。
この声の存在感はホントに最高です。
ベーシックアレンジを担当する鍵盤の窪田渡氏と、ミックスを手がけるギター&ベースの戸川由幸氏の音に対する拘りが現れたバックトラックの素晴らしさも見逃せません。
もう、アルバム全体を通して漂う雰囲気が“ザ・空気公団”(笑)
聴いてて「へにゃ~」ってなる。ホントに。
ノーナリーヴスの奥田健介やスムースエースがゲスト参加しているのもポイント高し。
特に、スムースの2人の声は良かったなぁ~
個人的なレコメンドは、そのスムースエースがコーラス参加したタイトルチューン「メロディ」と、ストリングスが印象的なシャッフルナンバー「素敵なもしも」。
奇しくも、7分ある大作と2分強の小品という対照的な2曲でありました(笑)
でも、ホントは10曲通して聴いて欲しいです。
そして、何度も聴いて欲しいと思います。